すぐに不安になるのが女子
AMといえば「セフレから本命になりたい婦女子」の駆け込み寺! 「セフレから本命になりたい婦女子」の駆け込み寺といえばAM! というわけで今週は、ヤリマンチェックシート・セカンドバージンチェックシートに続き、セフレから本命昇格チェックシートです……といきたいところですが。
ヤッパリやめます。なぜなら、セフレから本命に昇格するって、東大に合格するよりも難しいことなので、内容が相当厳しい項目ばかりになっちゃうなぁと。「以下十項目にイエス・ノーでお答えください」「十万円以上のプレゼントを贈られたことがある」「十万円以下でも指輪を贈られたことがある」「お互いの親に紹介済である」「クンニには二時間以上かけてくれている」とか……ね、ノーばっかりになっちゃうでしょ。
冒頭から夢も希望もないようなことを書きましたが、これは真実です。現在進行形で、セフレから本命への昇格を目論んでいる婦女子は、「このまま想い続けてもムダなのかな」と不安になったでしょう。
不安といえば! セフレから本命への昇格を目論んでいる婦女子に限らず、それどころかラブラブ絶頂期でさえ、すぐ不安になるのが婦女子という生き物です。「○○君の気持ちが離れていくのではないか?」とか「ほかに気になるコができたのではないか?」とか、不安作成の名人といっても過言ではないでしょう。
なぜ婦女子はすぐ不安になるのか……手始めに不安という言葉を調べました。筆者愛用の国語辞典には「安心できないこと」「気がかりなこと」「心配なこと」とあります。この中から筆者が着目したのは「気がかりなこと」です。
我々婦女子にとって、気がかりなことと言ったら、なんといっても月経でしょう。長谷川如是閑さんが「女子は月経に支配せられ、男子は月給に支配せられる」と仰っていますが、全く以てその通り! 旅行の予定を組む際も、白いスカートを穿く際も、セックスを求められるであろうデートも、いちいち生理を基準に考えねばなりません。「来月の生理は二週目開始だから、三週目に旅行を入れても大丈夫」と予定を組んでも、万が一ズレたら……って思うと不安になりますからね。そういった日常が初潮以来ずーっと続いているのですから、婦女子が不安になりやすいのは仕方ないことどころか、むしろ当たり前のことなのでしょう。
一方で男子には月経がないです。旅行の予定を組む際も、ノンスタイル石田のように白いボトムスを穿く際も、セックスを求める気満々なデートも、股からの大量出血が気がかりになるようなことはありえません。不安なことなど、何ひとつない状態で行動できるのです。男子が不安になりにくいのは当たり前のことなのでしょう。
以上を踏まえ結論。惚れたオトコに対して「私ばっかり不安になる関係性が歯痒い」と思っている婦女子の皆様は、「オトコという生き物には月経がないのだから、不安になりにくいのは当たり前」ってことで! だいぶ気がラクになりますよ。
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