生まれてくる時代を間違えてしまったのかもしれません。セックスをこよなく愛し、AV女優の如く見事なイキッぷりを見せるタイプです。お色気ムンムンの「キレイなお姉さんタイプ」で、都合のいい関係性もウェルカム！　アソコのデカいセフレを何人も取っかえ引っかえするようなライフスタイルが理想！　そんな彼女たちは、草食系や絶食系が蔓延る昨今、男性目線では「取って喰われそう」なコワい存在。男性から敬遠され、かと言ってこっちから誘うと怯えられ……気付いたらセカンドバージンになっているパターン。

セックスから始まる純愛も存在すると、頑なに信じてきました。その信念に基づき、「俺たち、結婚しちゃうかもね」的な口説き文句で有頂天になり、これまで何度となく、出会ったその日のうちに股を開いてきたことでしょう。しかし、ようやく学習しましたよ。セックスから始まる純愛なんぞ存在しないと！　もう無駄打ちはしません。付き合う前提、いや結婚前提でないと絶対にお股は開きませんからね。……以上を踏まえ、せっかくのお誘いをことごとく断り続けているうち、気付いたらセカンドバージンに。

ホラ、よく聞くじゃないですか。お金持ちの人って、常に余裕があるから、むしろ物欲が落ち着くって。「買おうと思えばいつでも買えるから、今じゃなくていいやバーキン」って感覚なのでしょうね。私も同じ感覚なんです、それなりに社交的なので、出会うきっかけは腐るほどあります。ヤろうと思えばいつだってヤレちゃうんです。だから今、わざわざセックスしなくたって、いつでもいいかなって考え方。唯一気になっていることと言ったら、閉経間近に「最後にひと花咲かせたい現象」が起き、色ボケBBAにならないか心配です。

あなたはどのタイプのセカンドバージンでしたか？　セカンドバージンであること前提のチェックシートなので、セカンドバージンじゃない女性にとっては何の役にも立たないんですけどね(笑)。しかも、どのタイプかわかったところで、特にオチはないです(笑)。「ああ、自分はこのタイプか」って目安にして頂けますと幸いです。

　Text／菊池美佳子
初出：2018.06.18