潤滑ローションをライバル視する男性
そもそも潤滑ローションって、「濡れない女性のためのもの」って思っていませんか?
男性だったら、「オナホをヌルヌルさせるためのもの」でしょうか。
だから、男性は「そんなのなくたって、俺が濡らしてあげるよ!」と鼻息を荒くするし、女性も「私、すごい濡れやすいから、そういうの要らないの」と潤滑ローションを「そんなもの」扱いしちゃうんですよね。
女性の体は、デリケートですから、月経サイクルや仕事でストレスを抱えてるとき、加齢や服薬など、本人の気持ちの高ぶりとは裏腹に、濡れにくいときがあるのです。
そういう繊細な性メカニズムを無視して、ローション不要と言っちゃう人は、男女ともに、まだまだセックスの奥深さをわかっていないということ。
それに、潤滑ローションは、膣を潤す以外にもいろいろ使い道があります。
男性用と女性用ローションがある
ローション使いの匠になるためには、まずはじめに、男性用ローションと女性用潤滑ゼリーの違いを知りましょう。
日本では、潤滑ローションは、「雑品」扱いのため、使用用途が明記されていません。
男性用ローションとここで呼んでいるのは、主にオナホ(オナニーホール)の内部に塗ってヌルヌルとさせ、膣内を再現するための潤滑剤のこと。
一方、潤滑ゼリーは、女性の膣潤滑不全による性交痛を解消することを目的とした潤滑剤。
膣内に使用しても大丈夫なように配慮されて作られています。
ざっくりとした見分け方として、ドラッグストアに置いてあり、「潤滑ゼリー」と表記されたものは、女性の膣に使用しても大丈夫なように作られていると思ってください。
「ローションならどれでもいい」というわけではないんですよ。
雑品扱いされているからこそ、ユーザーの私たちが使うアイテムを見極める必要があります。
ドラッグストアやドン・キホーテなどのアダルトグッズコーナーに行って、この2種類を見極めてくださいね。
それが、ローション使いの匠への第一歩です。
次回は、女性用潤滑ローションのシチュエーション別の使い分けをご紹介したいと思います。
つづく
Text/OLIVIA
次回は<ぬるぬるすれば何でもオーケー?コンドームと併用できる潤滑ゼリーの選び方>です。
セックス時のローション(潤滑剤)、特に女性用潤滑ゼリーは選んで買う判断基準に悩むことが多いはず。濡れないときに愛液を補うために、避妊具といっしょに使える、コンドームメーカーが作った潤滑ゼリーをおすすめします!
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