「そういう体質だから」で諦めないで!訓練で身につく射精コントロール方法【早漏編】

「早い」「遅い」と嘆く前に出来ることがあります

男女が向かい合っている足部分の画像 Pixabay

 ラブライフアドバイザーのオリビアです。
「彼が早漏で、私が中イキする前に終っちゃうのよね…」
「彼がなかなかイケない人で、この前なんて、途中で私が疲れ過ぎて、寝落ちしちゃったの。しばらくして起きたら、まだ彼が腰を振ってたのよ!」
密かに、女性達が打ち明ける男性の「早い」「遅い」問題。
多くの女性は、彼の射精パターンに不満があっても、「デリケートなことだし、機嫌が悪くなったり、勃たなくなったら嫌だから、黙っておいた方が賢明」と胸の内に留めてしまうんですよね。

 一方、男性は、「何も言われない」=「彼女は今のセックスでそこそこ満足している」と都合よく思ってしまうという悪循環。
これでは、あなたの不満が蓄積していくのが目に見えています。

 でもね、「彼は、そういう体質だから…」と諦めるのは、もったいないんです。

 早撃ちの“早漏”も、ダラダラ長い“遅漏”も、意識してトレーニングすれば、射精を自由自在にコントロール出来るようになるんです。
彼だって、独りよがりな射精より、二人が満足できるセックスをして、「今日もいいセックスだったね〜」としみじみと余韻を味わう方が幸せでしょう。

 楽しくイチャイチャしながら、彼を射精コントロールのプロにする方法を今回から2回に分けてご紹介していきます。

「早撃ち」さんには、セマンズ法を取り入れた前戯を!

 セックスカウンセリングで「早漏」のご相談者が来た時に紹介するトレーニング法のひとつが、「セマンズ法」です。

 「セマンズ法」は、セマンズ博士が開発した学習理論に基づく認知行動療法に属する、早漏トレーニング法です。

 わざと難しく言いましたが、簡単に言うと、カップルで前戯から交接までの4つのステップをひとつずつクリアしていくことで、挿入時間を長持ちさせる方法。

 しかし、男性の相談者にアドバイスする際、セマンズ法のネックになるのは、「パートナーとの協力体制を組むこと」
早漏男性は、コンプレックスを女性に明かさずに、どうにか改善したいと思っているんです。
その点、このコラムを読んでいる研究熱心な女性読者の方は、話が早い!
いつものセックスにさりげなくセマンズ法を取り入れてみて。