幻冬舎×AMコラボ企画第1弾!
日本のセックスレスを断ち切るための方法を提言する『ずっとずっと愛し合いたい セックスしつづける男と女のルール』からとっておきの内容を全5回にわけてご紹介します。
今回は旦那さんとずっとラブラブでいるために必要なことをご紹介します。
第1回「セックスレスの原因の圧倒的第1位は〇〇!?5人に2人がセックスレスな国、日本」
第2回彼にとってのイイ女であり続けるためには「適度な緊張感」と「ファンタジー」が最重要
第3回セックスレスのボーダーは三ヶ月!?幸福感が薄れてきたら要注意はこちら
朝セックスのススメ
一緒に暮らすカップルだからこそ、「セックスするきっかけをつかめない」と悩むものです。日常のなかで、そうそうHな気分にならない。
そんなとき、起床する前のペニスが勃起している彼に寄り添ってみてはいかがでしょう。
まずは、朝立ちしているかどうかをそっとチェック。見た目でわからなければ、後ろから抱きつくなどして、スキンシップの延長でさりげなくタッチ。
もし朝立ちしていれば、ムードを盛り上げてセックスへ。
最近になって男性ホルモンのテストステロンは、朝に最も多く分泌されることが明らかになりました。ホルモンの観点からいうと、男性が朝セックスしたい率はとても高いのです。
本人の意志とは関係なく、身体が物理的にセックスに対して前向きな状態となっている「朝」こそ、少し身体が離れているふたりの距離を接近させるタイミングといえます。
ただし、この方法には留意点もあります。
女性の身体にとって朝は万全の状態とはいえません。
睡眠中は、体内の水分量が失われるため、朝は軽い脱水症状にあります。従って愛液の分泌もしづらいのです。
そうした状態だからこそ、女性のほうも自分の気持ちを盛り上げるために、朝はいつもより大胆な行動に出るのも一案かもしれません。
もし相手が朝立ちしていなくても、ソフトな刺激をペニスに加えることで勃起することは多いものです。眠気が勝って、相手から反応がない場合は、そこでストップすればいいだけのこと。
セックスはしないで寄り添ってまどろむのだって、気持ちのいいことに変わりありません。
アンケートで「セックスを断った理由」を尋ねると、男女ともに上位にランクインするのが「疲れていたから」。
ウィークデイは仕事で疲れている可能性が高いから、時間的にも精神的にも余裕がある、休日の朝がオススメです。
宋美玄『ずっとずっと愛し合いたい セックスしつづける男と女のルール』
5人に2人がセックスレスの時代、どうしたら男女がマンネリに陥らず関係を深めることができるのか。朝セックスをする、ローションを活用するなど具体的な方法から、相手のEDが疑われる場合や妊娠出産時に気をつけたいことなど、いま注目の産婦人科医が、「我慢しない、無理しない、あきらめない」方法を紹介する。永久保存版のアドバイス集。
著者プロフィール
1976年兵庫県生まれ。医学博士。2001年大阪大学医学部医学科卒。同年医師免許取得。大阪大学産婦人科入局。07年川崎医科大学講師就任。09年ロンドン大学病院の胎児超音波部門に留学。10年より都内の病院で現役産婦人科医として従事すると同時に、セックスや女性の性、妊娠などについて女性の立場から積極的な啓蒙活動を行っている。著書に『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』(ブックマン社)、『産科女医からの大切なお願い』(無双舎)など。