ホス狂いは店内で会うのに
先々週の記事に、「18年前に筆者が勤務していたキャバクラのボトル価格は、眞露が5千円でドンペリが8万円だった」という話を書きました。六本木や赤坂のキャバクラはもっとお高いのでしょうけど、18年前の池袋西口界隈ですから、まぁこんなもんです……という話をしたいのではなく! 毎週恒例・担当編集I嬢のツッコミが、またもや炸裂しましたよ。
「キャバ嬢と店外で会いたがる男性に対し、女性はホストクラブ店内でお金を遣いますよね」
というわけで今週は、キャバレンジャー男子とホス狂い女子の性差に迫りたいと思います。よろしくお付き合いくださいませ。
ホス狂い女子とて、「店外デートせずとも、店で会えればノープロブレム!」ってわけではございません。担当ホストとのアフター狙いで、閉店ギリギリで店に駆け込むホス狂いはごまんと存在します。とは言え、男女比率で見ると、「ホストと外で会いたがる女」よりも「キャバ嬢と外で会いたがる男」のほうが圧倒的に多いです。
この記事は、AMのSEXカテゴリに掲載される宿命(!?)を背負っておりますゆえ、セックス版でいうと、「本番ナシの風俗店で本番をやろうとする男」や「本番アリ・但しゴム付きの店でナマファックを期待する男」ってことになりますね。だったら最初から、本番アリの店や、ノースキンの店へ行けば手っ取り早いのに、なぜ男たちは、あえて交渉の舞台に立とうとするのでしょう?
それは、「俺だけ特別♪」という感覚を味わいたいからです。ほかの客は素股もしくはゴム有りだけど、アナタはデカチンかつテクニシャンだから、特別に本番しちゃう・ナマファックしちゃう……という部分に、優越感を見出すのでしょう。
では、ホス狂い女子は? 筆者が歌舞伎町の某・ホストクラブに足しげく通っていた2年前を振り返ると……確かに店外で会いたいという願望はぶっちゃけゼロでした。筆者の場合は、「担当ホストが大好き!」だったわけではなく、「ホストクラブで遊ぶ余裕のある自分が大好き!」だったため、ホストクラブ店内であることが重要だったわけです。
また、当時の担当ホストは、どこからどう見ても「The・ホスト!」でした。生まれながらのホストというか、ホストになるために生まれてきたようなルックスだったため、並んで外を歩くのが恥ずかしかったという理由もあります。「若いホストとBBA客」って関係性が一目でバレバレだったでしょうから。
筆者の体験談は、かなりレアケースで、何の参考にもならないでしょうから、もうちょい一般論目線で分析することにしましょう。ホストと外で会いたがる女が少ない理由……それは、女は「正しくあること」を重んじる生き物だからです。
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