セックスの充実感を高める2つ
風邪のひき始めは誰もが、「喉がイガイガする」「軽く咳が出る」「微熱がある」など、ごく軽い症状です。ほんのちょっとの異変を見逃さない能力は、セックスでも大いに活かされているのでしょう。
たとえば乳揉み……「気持ちいい」と「痛い」の境界線が、意外と難しかったりする行為です。女性が苦悶の表情を浮かべた瞬間を見逃さず、速やかに強度を緩める! かと言って優しすぎる愛撫だと物足りなかったりするものです。女性が不満げな表情を浮かべた瞬間を見逃さず、今度は強度を強める! 女性側は、いちいち快感度合いを説明する必要がないので、「察するオトコ!」と、好印象を持ちます。私たち女性は、「お察しください」な生き物ですから。
そして、病院に行くという行為は、ぶっちゃけ面倒くさいです。面倒な理由は、ズバリ「時間調整」! 救急でない限り、大半の病院は「平日の夕方まで+土曜日の午前中」という診療時間ですよね。働き盛りのオトコにとっては、超・不都合! そのため、土曜の午前中にわざわざ早起きしたり、上司に遅刻や早退を願い出たり、夜まで診察している病院を調べたり……ホンット面倒! その「面倒」を、乗り越えてでも病院に行く姿勢は、セックスでも大いに活かされているのでしょう。
すぐさま押し倒したい欲望をおさえ、面倒でも懇切丁寧にキッスをする! さっさと脱がせたい欲望をおさえ、面倒でも「今日のブラ、可愛いね」とランジェリーを褒め称える! さっさと挿入したい欲望をおさえ、面倒でもクンニリングスする! 女性側は、「大事にされている」と、幸せな気持ちになります。「幸せな気持ち」って、セックスの満足度においては1、2を争うほどの重要項目ですからね。
以上を踏まえ、テクニカルなセックスをご所望なら、風邪をひいたらすぐ病院へ行く男性をオススメします。病院へイキ、そしてセックスでイキ……健康的な証しといえるでしょう。
Text/菊池美佳子
初出:2016.12.056
次回は <クンニリングスがないセックスは男側に原因がある!?その解決法を伝授>です。
ネット上でよく見るのが「いかに彼氏にクンニリングスをさせるか」という情報。「まぁ、しゃーない」と言うものの、クンニしないのは男性側に問題があるという菊池さん。そんな菊池さんがAM読者に提案するのは、クンニを求めない自分に変わるための方法です!他人を変えることは難しいので、自分を変えてはみませんか?
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