「ヤリマン時期」は周回する

 ここまでは、ヤリマン絶頂期の話です。最近の筆者は、セックス目的扱いがちっとも嬉しくありません。この心境の変化っておそらく、それなりに自信を持っていた人間性・社会性・知性に関する自己採点に、疑問が沸いてきたためでしょう。「それなりと思ってきたけど、実はそうでもないかも……」と。そのため、人間性・社会性・知性で必要とされたいモードに突入し、オンナとしての部分は後回しになっている気がします。

  もうしばらくして、再び人間性・社会性・知性に自信が持てるようになったら、またヤリマンに戻るのかもしれません。こんなふうにヤリマンとは、いったんヤリマンになったら未来永劫ヤリマンってわけではなく、内面の変化に照応していくものなのでしょう。
とりあえず、いま現在のご自分がヤリマンか否か確かめるには、「セックス目的扱い」が嬉しいのか、はたまた嬉しくないのか、自問自答してみることをオススメします。

Text/菊池美佳子

次回は <クリぼっち(クリトリスぼっちじゃない)の斬新な回避方法>です。
クリスマスまであと1ヶ月ほど。そろそろ「クリぼっち」回避のための作戦を練らなければいけませんね。もちろん、「クリトリスひとりぼっち」じゃなくて「クリスマスひとりぼっち」のほうですよ!そんなとき、最近流行っている「カモフレ」=カモフラージュフレンドという手段があったりなかったり……?