セフレは非正規雇用?割りに合わないセックスは正規雇用になってから

恋愛における安心は正規雇用?

菊池美佳子 セックス オトコを甘やかすな againstthebrilliance

 お互いに、「異性」としての感情が1ミリもない殿方との「恋愛談義」って面白いですよね。
自分も向こうも、「駆け引き」をする必要がないから、ぶっちゃけトークができます。
その結果、「なるほど、オトコの思考とはそういうものだったのか!」と、納得できることがてんこ盛り!
女子会や婦人会で恋バナするよりも、よっぽど有意義な情報が得られます。

 先日も、お互いに異性としての感情が1ミクロンもない殿方と酒を酌み交わした際、恋愛談義になったんですけどね。
あまりにも素朴な疑問を投げかけられ、一瞬答えに迷ってしまいました。

「どうして女の人は、きちんと付き合いたいのか?」

 その場ではナイスな返しが思いつかず、「女の子は安心したい生き物なのだ」と、平々凡々なことしか言えなかった筆者。
自宅に戻り、缶チューハイで独り二次会しつつ、再考しました。
筆者が編み出したベストアンサーは以下の通りです。

きちんとした付き合い:正規雇用
セックスフレンド関係:非正規雇用

 これは決して、非正規雇用を否定しているわけではありません。
筆者自身、正社員として働いたのは新卒1年目だけで、その後はキャバクラ嬢だのテレフォンセックス嬢だの企画物AV嬢だの派遣社員だの契約社員だのフリーランスのライターだの、20年近く非正規雇用を続けておりますから。

 けれども世間サマの風潮としては、正規雇用至上主義なんですよね。
男性社会では、特にその傾向が強い!男性のほうが、女性よりも「仕事」に対する意識が強いので。
そりゃ確かに、最近では男性並みに……いや男性以上にバリバリ仕事してキャリアを積む女性も増えてきましたよ。

 だけど、心のどこかで、「結婚後、家庭に入る可能性もゼロではない」と思っているのでは?少なくとも、筆者はそう思っています。

 一方、男性にとって仕事とは、なんだかんだで一生涯続けるもの。
だからこそ男性は、正規雇用至上主義なのだと思います。