セックスはデートのオプション

待ち合わせて酒を酌み交わし、2~3時間経ったあたりで店を出て、当たり前のように手を繋がれ、ラブホ街へと誘導される……これって刺激ゼロの間柄ですよね。オトコとオンナって、セックスできるかもしれないし、セックスできないかもしれない微妙な距離感が面白いと、筆者は考えます。

セックスは、デートにおける「オプション」であってほしいのです。「デートすると、必ずセックスもします」って、なんだか「ハンバーガーセットを買うと、もれなくポテトも付いてきます」に似ていると思いませんか? ハンバーガーセットをオーダーすると、ポテトが必ず付いてくるとわかっているわけですから、そこに新鮮さはありません。そうではなく、ハンバーガーセットとは別に、単品でナゲットを追加オーダーするような感覚であってほしいのです。

もちろん、セックスすることが当たり前な関係性に、嬉しさや居心地の良さを感じさせてくれる男性も存在します。違いは、相手との関係性に「伸びしろ」があるか、ないか。その男性とセックスすることが、自分にとってプラスに作用し続けるのであれば、「伸びしろ」があると言えます。

たとえば、独立起業に成功し、経営者としてバリバリ稼いでいるような男性。彼のような成功者に抱かれていることが、自分の自信に繋がり、なおかつ会話の端々にも勉強になる部分がいっぱい……こういった関係性なら、いつまでも続けたいと思えるのです。