100人斬り男子が幸せでない理由…恋愛のエネルギー総量の話

幸せになれないヤリチンの画像

幸せになりたい。彼にもっと愛されたい。こういうセックスがしたい。
女として生きていると、欲望が湧いて湧いて仕方がないし、その欲望は蒸発したりなくなるよりも湧き出す量の方が多いから、だいたいいつも溺れてしまいそうになります。

もっと自分が可愛ければ。もっと駆け引きができれば。もっと彼のことを振り回せれば。私は幸せになれるのに。
自分に対するこういった不満ばかりが湧くけれど、解決の糸口は、意外とシンプルだったりもするもの。そう思わせてくれたのは、女性経験100人を超えた“ヤリチン”男子だったのでした。

100人斬り男子に学ぶ!女の欲望

少しだけ彼と私の関係性を紹介します。彼とはもう5年、6年前からの友達で、職業柄、男と女の色んなことを話し合ったりもする仲でした。
そのため彼の性癖をなんとなく把握はしていましたが、呑み交わせども呑み交わせども、床の上では一戦交えることがない、稀有な存在でありました。そんな彼とまたしてもお酒を飲み交わしていたとき、面白い暴露が始まったのです。

「俺、恋愛がしたい」

いきなり何を言い出すのでしょう。数多女性のカラダを貪り、快楽を味わってきているはずの彼が、いきなりピュアな本音をぶつけてきます。
現に今でも数名のセフレは存在するし、新規の女性が一定数の入れ替わりをしている彼。見る人が見れば“モテモテ”なはずが、なぜそんな寂しいことを言うのか。

突っ込んで聞いてみると、彼はセックスの数はこなしていても、内容の充実度や心のつながり自体は、人生でほとんど感じたことがないのだといいます。

心のつながりについては、セフレに求めるのは確かに難しいとしても、“内容の充実”については、セックスを楽しむためにしているのに、満たされないなんて地獄すぎます。
しかしそのミスマッチを聞いていくと、恋愛に起きがちな不満の原因にも通じる話が見えてきます。