ヤリマンがヤッた男を好きにならない理由

 男性経験が少なさそうなビジュアルですけど、実はヤリマンなんです……この事実が、地味ビジュアルで生を受けた女性の、「自信」になっているような気がします。
「能ある鷹は爪を隠す」に似た感情かもしれませんね。
男性経験豊富だからこそ、あえて地味ビジュアルを装っているんですよ……ってことにしておきたい女心ってやつですよ。

 だからこそヤリマンには、セックスした相手を好きになる、女性特有の感情が湧かないのだと思います。
なぜならヤリマンにとってセックスは、自分自身のセックス経験値を増やすための「プロセス」に過ぎないから。
寂しい気持ちを満たすためのセックスではなく、自分の地味ビジュアルを受け入れる大義名分がセックスだから。

 こう書くと、ヤリマンがものすごくロジカルな生き物に感じるかもしれませんが、もちろんヤリマンにも感情はあります。
セックス経験値を増やすためだけに、淡々とセックスしているわけではなく

「自分の地味ビジュアルを受け入れる大義名分としてセックス経験値を増やすのが真の目的ですが、せっかくだから楽しまなくちゃね!」

みたいなノリです。
ダイエットと一緒ですよ。
痩せることが真の目的ですが、せっかくだから楽しんで運動しようって思うでしょ。
そう考えると、ヤリマンの思考って、決して特異なものではなく、ごく普通の感覚なんだなぁと。
【オトコを甘やかすな!】という連載タイトルに反するかもしれませんが、メイクやファッションを頑張れない自分を甘やかしてもええじゃないか! ってことで。

 次回は、【「防寒とセクシー」どちらを優先すべき?冬の男を甘やかさないファッションとは】をお届けします!

Text/菊池美佳子

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