この人達は、どうしてセックスをしているのだろう。

　理由もなく、ただ男女がひたすら交わることを目的とした『交わる体液、濃密セックス 背徳感すら吹っ飛ぶふしだらな情痴 S級人妻 鳴沢ゆり ～第3章～』では、タイトル通り、人妻の鳴沢ゆりさんが、朝から晩までシティホテルでセックスを続けます。

　服を脱ぐ前の彼女が、日当たりの良いベッドで微笑んでいるだけで気持ちが昂ぶるほど、私はシティホテルの映像が好きです。

　この作品は一日かけて、複数人の男性とセックスをするので、昼間のシティホテルよりも、私の好きな夜のシティホテルでの映像もあります。暗い部屋で、きつくライティングされた柔らかそうな肌が揺れています。最高です。
下着姿のまま、焦ったようにショーツをずらして挿入するシーンも素敵ですし、夜景の見える窓際でM字開脚をしている映像も捨てがたいです（取捨選択する必要はないのですが）。
私はどういうわけか小さい頃から、窓際で人が何かをしている光景が好きなのです。

　鳴沢ゆりさんは人に喜ばれることが好きなのか、お掃除フェラを一番熱心にされているし、騎乗位で相手が気持ちよさそうなっている時が、最も興奮しているように見えました。

　だから、彼女が積極的に腰を動かしている体位にとてもエロさを感じたのですが、この体位なんて言うんだろう……と思って調べたところ、「撞木ぞり （しゅもくぞり）」という名称でした。聞いたことがないです。男女共に仰向けになって挿入する騎乗位みたいなもので、女性側が少しブリッジのような体勢になります。

　シティホテルに窓際の映像にと、個人的にお得感のあるAVでしたが、ひとりめの男優さんが連続で二発射精していて、いいもの見たなーという気持ちになりました。卵を割ったら黄身がふたつ入ってたみたいな感じです。

Text／姫乃たま