2015年の春、女性向けにAVを探して紹介することを目的として、「姫乃たまの極選AVラボ」は始まりました。当時の私は、就活すらせず、新卒をドブに捨てたまま、大学卒業をのうのうと目前に控えている大学四年生でした。このまま私は地下アイドルという曖昧な職業に身を投じるのか……。「姫乃たまの極選AVラボ」は、そんな不安の中で始まった連載です。
最初に選んだAVは、『下着モデルをさせられて…夢乃あいか』でした。非常に『Sho-Comi』(旧『少女コミック』(小学館)のような性描写のあるローティーン向けのコミック誌。私がローティーンだった頃なので、記憶が歪んでいるかもしれません)的なテイストの作品で、連載の趣旨に沿っていたと自負しております。
時は経ち、2015年の暮れ。最新記事で取り上げたのが、『ミレニアム級性少女~母乳でロリでしかも人妻~あすか18歳 感激の中出し三昧SEX!』です。内容はタイトルの通り、ロリ、母乳、中出し調教。私はもう色々と開き直っていました。そもそも私は主に、ロリ、陵辱、ドキュメンタリー、マニアビデオ(本番シーンのないフェティッシュな映像)しか観ないようなAVファンだったのです。
なんだかんだと地下アイドルでいることへの不安も薄まり、危機感のなくなった私の連載は、母乳、ぶっかけ、近親相姦、美少女奴隷とだんだん偏ってきました。しかし、かすかに残った理性が歯止めをかけ、いままで見てこなかったようなAV作品を、今年はたくさん観ることができました。新たな女優さんや、メーカーさんを発見するのは、大きな喜びです。今年の締めくくりに、AM的AVベスト10を選んでみました。
10位:『GOSSIP BOYS episode1 「はじまり」』
今日まで連載を続けてみて、いまのところ一般的な女性向けAVには熱中できていません。基本的に年配の男優さんが好きなのと、プレイもハードなものが好きなせいだと思います。そんな私でも『GOSSIP BOYS』シリーズは面白かったです。
しみけん、森林原人ら人気男優5人が、ひとりの女の子をもてなすために奮闘するのですが、細かい台本が存在しないため、おもてなしの方法は男優たちが自ら考えて話し合わなければいけません。それぞれの方法で不器用に頑張る男優さんたちと、視聴者である女性たちのことを考えて、過剰に振舞わない初美沙希ちゃんの健気な姿に心を掴まれました。
先日、女性向けAVメーカー「SILK LABO」から、某大物歌姫の元交際相手MAROさんがデビューして話題になっています。根強い女性ファンも多いメーカーなので、一般層にも普及して、来年もAVファンが増えることを願っています。
【参考:めちゃくちゃにされたい夜に興奮度MAXになる名作ベスト3!AV大好きな3人の官能女子会(前編)】
9位:『女子校生睾丸リフレ きみの歩美』
現在は「きみと歩美」に改名して、アイドルグループ・SEXY-Jでも活躍しているアイドルAV女優の彼女。見どころはなんと言っても、ノーマルな彼女が男性たちの欲求に応えていく姿です。リフレに来る男性客にはMっ気のある人も多いので、「ド変態の豚野郎」など、明らかに言い慣れない言葉で健気に射精させていきます。
RPGのように彼女の経験値が上がると、男性客の要求してくるレベルも上がっていくのですが、最後に訪れたおじさまは、まさにボスキャラでした。ボスははじめから膝で睾丸をグリグリされたがり、最終的にはローファーのまま踏んでくれと言うじゃないですか。
貪欲なボスと戦っているうちに、ついに彼女はローファーを履いたまま、玉の上に立ちあがりました。ボスは「金玉握って」と言い、しまいには「蹴って!!サッカーボールのように!!がんがん蹴って!!!もっともっと!!!!!あーはああああーーーーー」と言いながら、大量の精子を発射していました。いまでも夢に見ます。
【参考:3Pでフェラしながらバックを突かれ絶叫!かつてなくリアルな地下アイドルAV】
8位:『巨乳潜入捜査官 北川瞳』
正義感の強い元ヤンの「瞳」が、キャットスーツに巨乳を押し込みながら潜入捜査官として活躍する(そして薬漬け中出し奴隷にされる)作品。
クレジットに名前も載らないくらい少しだけ、美智子小夜曲(セレナーデ)さんという女優の方が登場するのですが(FAプロの作品によく出演されていました)、喋り方と動きと衣装がシュールで忘れられません。 北川瞳さんが薬漬けにされて、薄汚れた男達に輪姦中出しされる姿はエロかったです。
【参考:キャットスーツから覗く巨乳が獲物に!あらゆる手で陵辱される女性捜査官の悲劇】