前回の<望まないヤリマン化現象に注意!経験人数が少なくても恥じゃない>もお楽しみください。
【い】井の中の蛙大海を知らず
今週は、「うゐのおくやま」ゾーンの「ゐ」、「井の中の蛙大海を知らず」です。いつものように、まずは基本の意味からおさえていきましょう。
小さな井戸の中にいる蛙が、井戸の外にあるもっと広い大海を知らないように、狭い見聞にとらわれて、自分の世界が全てだと思い込み、得意げになっている様子を表す言葉です。ひと言でいうと、「世間知らず」ってやつですね。
TwitterなどのSNSをやっていると、井の中の蛙タイプの人をちょくちょく見かけます。プロフィールに、「変態です(笑)」と書いている、自称・変態の皆様です。
一体どれほどのド変態なのか、もしやスカトロジーやスカルファックの嗜みがあるのかと、ワクテカしながらプロフィール文を読み進めるのですが、後に続く言葉は「毎日オナニーしています(笑)」であることがほとんど。
毎日オナニーしている程度で変態だったら、この世は変態まみれということになります。
この場を借りて、筆者は主張したい! 変態を自称するなら、スカトロジーやスカルファックを経験してからにして頂きたい……と(筆者は決して、スカトロジーやスカルファックを推奨しているわけではございませんぞ)。
オナニーを日課にしている人は、掃いて捨てるほど存在します。普通です。
ああいったプロフィール文を書いちゃう人は、おそらく周囲のご友人と性的な会話をほとんどしていないのでしょう。
そのため、「毎日オナニーしている俺は変態に違いないぜ!」と、思い込んでしまうのです。ああ、恥ずかしい。ああ、嘆かわしい。これぞ、井の中の蛙!
変態プレイをご希望の婦女子の皆様、「自称・変態男」と出会ったとしても、過度に期待しても、がっかりさせられることのほうが多いので、どうかお気を付けくださいませ。
変態を自称するのは、男性であることがほとんどです。
女性で、「私は変態女です」と名乗っている人は、滅多に見かけません。
しかし、自称・変態と同じくらい恥ずかしい発言をする女性が、ごく少数ではありますが存在します。「私って変わっているから」「人から変わっていると言われる」など口走ってしまう、自称・変人の皆様です。
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