惚れた男が冷たかったら…
玉袋のかほりを思い浮かべてみよう
ここまで読んで、「玉袋のかほりを嗅いだことがない」ことに気付いた女性は、今すぐにでも玉袋を嗅ぐ旅に出てください。
玉袋のかほりを知っておくことは、後々とても重要な意味を持つんです。
というのも! 惚れて惚れて惚れぬいて、肉体関係も持った男性から、ある日突然冷たくあしらわれることが、悲しいかなちょいちょいあります。
男性は、我々女性ほど色恋の優先順位が高くないので、恋愛初期あんなにも熱く激しいアプローチをしてきやがったにもかかわらず、急にそっけなくなったりするもの。憎い肉棒とはまさにこのこと!
惚れたオトコから邪険にされると、多くの女性は悲劇のヒロイン化し、不幸に酔います。「出会った頃はあんなにも優しく、世界がバラ色に見えたのに……」と、深いため息をつき、これまで交わしたLINE履歴を繰り返し眺め、自らの落ち度探しを始めるのです。
「『お疲れさま』が『お突かれさま』って誤変換になったのがアウトだったのかな」
「朝の占いで『ラッキーカラーは赤』って言っていたから初エッチに赤いパンティ穿いていったけど、もしかしてキン肉マンにしか見えなかったのかしら」
惚れたオトコの笑顔を思い浮かべつつ、ひたすら自分を責め続ける日々……。はい、そこまで。思い浮かべるなら、惚れたオトコの笑顔ではなく、残念なかほりが漂う玉袋のほうにしましょう。
玉袋のかほりを思い浮かべると……あら不思議!
さきほどまでのセンチメンタルジャーニーな気分はどこかへ飛んでいきます。そりゃそうですよね、玉袋臭が残念なオトコのことで悩むなんてアホみたいですもの。