オカズは“好きな子似”
アル:今もオカズは手作り派?
Iくん:いえいえ(笑)。県外の高校に進学したのを機に、1人暮らしを始めたんです。
その時にガラケーを持ち始めて、エロ画像で抜くようになったんですけど…。
パケット代がえらいことになって、親に怒られました。
アル:そりゃえらいことになるわな。当時はどんな画像を見ていたの?
Iくん:アイコラが多かったですね。モー娘のヨッシーのファンだったので、ヨッシーのアイコラを探したりして。
アル:ヨッシーみたいな子が好みなの?
Iくん:…実は当時好きだった子に似ていたんですよ。
高校では野球部に所属して、部活のマネジャーを好きになったんです。
田舎育ちだったから、高校でも女子とあまり話せなかったんだけど、マネジャーとは話せたんで。
アル:「おにぎり2万個作ったよ♪」「ありがとう」みたいな?青春だのう~。
Iくん:でも、甘酸っぱい思い出は皆無ですよ。
告白する勇気なんてないし、卒業するまで片思いでした。
アル:オクテだったのね、いかにも私の読者っぽいわ(笑)。
高校卒業後はどうでした?
Iくん:大学でも女子と話すのは苦手だったんですけど…
大学でも野球部に所属して、またもやマネジャーを好きになりました(笑)。
アル:キミはマネジャー萌えなのか?
Iくん:接点が多いからじゃないですかね。
…ちなみに当時は高樹マリアってAV女優さんのファンだったんだけど、それも好きな子に似ていたからで。
アル:“好きな子”がポイントなわけね。それも私の読者っぽい。
Iくん:アルさんの旦那さんはどうですか?
かすみりさ*のAVとか見てます?
(*私がよく似ていると言われるAV女優さん)
アル:うちの旦那はAVの趣味がすごく悪い。
『AV女優鼻フック選手権』というAVが部屋にあって、それを見つけた義母から「アルちゃん、本当にイヤなことは断るのよ」と心配されてしまい(笑)。
「大丈夫です、鼻フックされてませんから!」みたいな。
その後、旦那は「もっとマシなやつ見なさい!」と説教されていました。
Iくん:旦那さん、やっぱ変わっていますよね(笑)。
…でも僕は『59番目のプロポーズ』が転機だったんですよ。
旦那さんは非モテの童貞だけど、生き方とか超カッコいいじゃないですか。
で、それを理解してくれる女性がいる…っていうのに感動して、勇気をもらったんです。
そのお陰で、好きだったマネジャーに告白したんですよ。
アル:おお、マジでか!
Iくん:玉砕しましたけどね(笑)。でもあの時、告白しなかったら後悔したと思います。
それで自信がついたのが、今の仕事にも繋がっていて。
「映像の仕事なんて俺みたいな田舎者には無理だ」と諦めていたけど、「ダメもとで挑戦してみよう」と思えたんです。
アル:うう、ありがてえなあ…(泣)。