湿り気と恥じらいが和セックスの醍醐味/J=ニッポン独特のエロス

 前回の「I=insert(深く繋がる挿入時間)」も合わせてどうぞ。

 あなたのセックスをもっと楽しくする「ラブライフのAtoZ 2nd stage」。
今回のテーマは「J=Japanese style(ニッポン独特のエロス)」です。

世界中から注目される日本人の奇妙な性生活

OLIVIA ラブライフ A to Z HARRY NGUYEN

 日本は、世界的に行われた性生活調査において年間のセックス回数が世界最下位。
セックスレス大国のレッテルを貼られ、「世界一セックスをしない日本人」と注目されています。

 その一方で、日本人のAV女優はアジア圏で特に人気が高く、TENGAをはじめとする日本製のオナホールは海外でも販売され、「日本は、ひとりエッチのコンテンツは充実していて性欲があるのに、なぜカップルではセックスはしないのか?」と奇妙がられているそう。
そのため、知り合いのセックスカウンセラーの元には、海外のメディアから日本人の“奇妙な性態”についての取材依頼がきています。

 日本で活動するラブライフアドバイザーとしてなんとも残念なことなのですが、ショッキングなトピックだけにフォーカスして、ガッカリしている場合じゃありません。
今回は、日本人のセックスの魅力を見つめ直すために「和のエロス」について考えてみたいと思います。