セックスチャンスを脅かす匂いとサイズ

 というわけで、Zから連絡が来たのは数ヶ月後でした。筆者が、池袋のキャバクラから志木のキャバクラへ都落ちしていた頃です。
Zからの用件は、買い物に付き合ってほしいとのこと。買い物を装い、「店に来て金を遣え」と営業されたら嫌だなぁ……と思いつつも、渋々出かけていきました。

 実際には、Zが営業トークをしてくることはなく、和やかに買い物は終了しました。疑ってごめんよ、Z。その後、流れで筆者宅に泊まることに。
来ました、セックスチャンスです。ワクテカしながらZのパンツを脱がせたところ……

もわ~ん

 へっ? 何この臭い? 
Zのチンポからは、今まで嗅いだことがないような謎の悪臭が漂ってきたのです。そりゃ、チンポって決していい香りがするものではないですが、それにしたってこの悪臭は何? 

 Zはかなりの巨根でしたが、その魅力をかき消してしまうほどの悪臭だったのです。
Zは決して、不潔な男性だったわけではありません。ホストらしく、香水まで付けちゃっていたので、ボディからはウッディな香りが漂っていたのですが、チンポだけが臭かったのです! 

「でもまぁ、挿れれば臭いは関係ないか」

 ポジティブ思考に頭を切り替え、合体を促した筆者。買い置きしてあったコンドームを差し出したところ、Zのチンポが巨根すぎて装着不可能だったのです。アンビリーバボー!

 今の筆者なら、コンドーム本を書いているくらいですからLサイズコンドームの存在は知っていたのですが、当時20代前半の筆者にそのような知識があるわけもなく、結局ナマ挿入を受け入れることに……。馬鹿ッ、馬鹿ッ、当時のアタシの馬鹿ッ! 
いや、筆者がLサイズコンドームの存在を知らないのは仕方ないこと。この場合、Zが身の丈に合ったコンドームを用意しておくべきでしょ! と、今にして思うのでした。

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