第4訓「セフレと結婚!?稀有なケースに一喜一憂はダメ、ゼッタイ!」もお楽しみください。
【第5訓】古臭い口説き文句の裏には既婚者あり!
筆者の5人目のオトコになったKとは、14~15年前に勤めていた志木(埼玉県南部の都市。人口約七万人)のキャバクラで知り合いました。前回の「セフレと結婚した美容師」と出会った店と同じキャバクラです。
余談ですが、この店に在籍していたのはほんの半年ほどだったにもかかわらず、その半年の間にかなりのセックス経験値を重ねることができました。
というわけで、来週以降もしばらく「志木のキャバクラでした」という言葉が続くかと思いますが、よろしくお付き合いくださいませ。
Kは、同じ沿線に店を構えているキャバクラのボーイで、偵察目的だったのか、その店の店長男性と、もう1名のボーイさんと3人組で来店しました。
また余談になっちゃいますが、キャバクラに限らず飲食店の店長さんって年齢が若いですよね。筆者にとっては、店長って40代とか50代というイメージだったのですが、20代前半で店長職に就くことも珍しくない業界のようです。Kの上司にあたる店長男性も、21歳という若さでした。
Kは、当時22歳だった筆者よりも5歳上で27歳。年下の上司に使われていることになりますが、この点はどの業界でもざらにあることでしょう。
店長男性は、ナンバーワンのSちゃんを指名し、もう一人のボーイさんは筆者と仲良しだったYちゃんを指名。Kは、特定の誰かを指名することがなかったので、筆者が隣に座りました。計6名で賑やかに談笑しているうち、筆者が「ラブホテルに行ったことがない」という話題に。
そうなんですよ! ロストヴァージンから4人目のオトコまで、セックスは筆者宅もしくは相手男性宅だったため、まだラブホテルヴァージンだったのです。
「早くラブホテルヴァージンを捨てたい」と申しますと、Kは「店が終わった後に行こう!」と誘ってくれました。わーい。
すると店長男性が、「お前ら、これからラブホに行くなら俺が金を出してやるよ」と、財布の中から1万円札を出してKに手渡したのです! さすがキャバクラの店長、21歳とはいえ太っ腹です。普通の21歳は、自分が行くわけでもないラブホ代なんて、絶対に出さないでしょう。
そのうえ店長男性は、「俺はタクシーで帰るから、俺のクルマを使え」と、クルマの鍵まで預けてくれました。さすがキャバクラの店長、21歳とはいえ……以下略。