真面目少女の恋愛事情

 AVやエロ本からたくさん学び、中高生とは思えない知識を詰め込み、下ネタ偏差値だけはぐんぐん上昇していきました。
しかし、恋愛の方はというと、超絶シャイな性格と「私の顔も体系もイケてない…」というネガティブ思考のせいで、好きな人とは目も合わせられないというダメダメっぷり。

 おまけに「男は恐いよ!油断したら襲われるよ!」と母に言い聞かせられて育ったこともあり、大人の男の人ってなんだか恐いって思っていました。

 また、この頃ものすごく痴漢に遭っていたので、それも原因の一つかもしれません。
本屋に入ればお尻を掴まれ、バスでは勃起したちんこをお尻に押し付けられ、家まで男に後を付けられて胸を揉まれる。
セックスへの興味が膨らむ一方で、男の人への恐怖心とコンプレックスによる自己卑下もひどくなっていきました。

 今考えると、その状態からよくココまで変われたなと思いますね。

「好きな人には顔も体も見られたくない。だけどセックスはしたい。じゃあ、まずは好きじゃない男とセックスすればいいや」という考えに至った高校2年生の時、同じクラスのイケメン男子二人に酒を飲まされて初体験しました。
初挿入の記憶はないものの、ちんこの皮が動くことに驚いたのと、口に出された精液をごっくんして二人にびっくりされたことはしっかりと覚えています。

 その後は男の生態を調査するがごとく次々とお友達を食い荒らし、一部の女子にはとっても軽蔑されました(笑)。