外国の映画やドラマを参考に

 AVではなく外国の映画やドラマのキスシーンを参考にしてみてください。
YouTubeで“ kissing scene(キスシーン)”“good kisser(キスが上手い人)”というワードで検索すると、見ているだけでとろけそうなキスシーンや、上手なキスのやり方を動画で観ることできます。
いきなり舌を突っ込んで掻き回すようなものはまずないと思いますよ。

キーワードは『ハム』

 うまいキスというのは簡単に言うと、お互いの唇で愛撫し合い、興奮度が高まってハフハフしてきたら舌を使うという感じですかね。
お手本通りにやる必要はないですが、私の好みの流れを一例挙げてみます。

① 軽いシンプルなキス

 唇に少し厚みが出てふっくら柔らかくなるのは、ちょうど『ハム』と言った直後の形です。この状態でまずはお互いの唇を軽くくっつけてみましょう。軽く押し当てるだけでも柔らかくて気持ちいいですよ。

②焦らし

 次に、唇の力を抜いて軽く開き、唇同士が軽く触れている状態で顔を左右にスライドさせる。そうすると早く相手の唇に吸い付きたくて、うずうずしてきます。

③ハムハム

 ②で我慢できなくなったら、ここから情熱的に唇を動かし始めます。口の動かし方は『ハムハム』!相手の唇を挟むようにお互いにハムハムです。洋画のキスシーンで一番多いのがこのハムハムですね。
この段階ではまだ舌はねじ込みません。

④唇に吸い付く

 ハムハムを繰り返していくと唇の血行がよくなり、少し膨らむんです。そうなるとますます気持ちよくなってきます。
そのタイミングで相手の唇を吸うのがおすすめです。特に下唇。自分の上下の唇を使って相手の下唇を挟み、軽く吸ってからぷるんと離す。強く吸ったり引っ張ったりすると痛いし、変な顔になるので注意してください(笑)。

⑤舌挿入

 ここからやっと舌を使います。またハムハムしながらタイミングよく舌を差し込み、舌同士を絡ませます。
あとは舌を軽く吸ったり吸われたり、一度唇を離して相手の唇の輪郭をそっと舌でなぞったりしてみてください。

 昔からあるセックスのハウツー本には大体「歯茎の裏や舌の裏をなぞるといい」と書かれていましたが、尖った舌先で口の中の至る所を なぞられるよりも、柔らかい舌を絡め合う方がよっぽど気持ちいいと思います。

 ここで問題なのは、激しいベロチューをしてくる男の人に唇フル活用なハムハムキスをしてもらうにはどうすればいいのかということですよね。いくらこっちがソフトにしようとしても相手に硬いベロを突っ込まれたら、相手のキスの流れに飲み込まれてしまいます。