セックスに効く膣トレ完全版!がんばりすぎずに「締め」と「引き上げ」を分かる方法

ベッツィーさんコラム

膣の‟締める”は「締め」と「引き上げ」の2種類

先週お話ししたように、膣トレは①尿漏れしない、②バイブやちんこを意識して膣全体で包み込むように動かせる、③膣内の気持ちいい箇所をバイブやちんこ側に押し付けることができる、この3つができていれば頑張って膣トレに励む必要なくて、衰えを感じた時に数日間やってみるくらいでいいと思います。

ただし、自分が本当に膣を‟締める”ことができているのかわからない人(‟締め”ではなく‟腹圧で押し出し”になっている人も結構います)や、指を入れて膣の動きを確認してみたら全く動かすことができなかった人は、正しい方法で膣を動かせているのかまず確認してみる必要があると思います。そこで便利なのが膣トレグッズです。

膣トレは道具を使わない方法もあるのになぜグッズをおすすめするのかというと、私が形から始めるタイプだからです(笑)。ジムに通うならまずトレーニングウェアから揃えてヤル気を出したいですよね。それに、グッズを使うと自分が正しく膣を締めることができているのか確認できるのがいいんです。

さっきから膣を‟締める”と言っていますが、膣の動きは巾着の口をキュッと縛るように入り口部分だけを引き締める‟締め”と、膣の深い部分も使って膣全体を上に持ち上げるような‟引き上げ”の動きがあります。この‟締め”と‟引き上げ”を1つずつ確認できるのも膣トレグッズの良さです。
膣トレをしたことがない初級者から、膣アスリートを目指す上級者まで、それぞれにぴったりのグッズと使い方を紹介していきますね。

膣トレ初級

今まで膣トレをしたことがない、膣を締めるという感覚がわからない、膣全体でちんこやバイブを掴むことができない。そんな初級者が選ぶべき膣トレグッズのキーワードは【2個玉】と【数値計測】です。

【2個玉】

2つの玉が紐で繋がっている非電動の膣トレグッズです。玉自体はさほど大きくないものが多いですが、玉2つを同時に挿入すると結構なボリュームがあります。中に納めた2個玉が膣から飛び出ないようにするのが第一ステップです。それだけでも入り口を締める筋肉のトレーニングになります。次に中に入れたボールを膣で握るように締めてみましょう。力を入れると玉が膣から出そうになる人は、そもそも”締める”のやり方を間違えているということです。玉を押し出すのではなく、中で握る(掴む)ようにします。

私が昔使った2個玉タイプの膣トレグッズはバカでかくて、とてもじゃないけど2個目の玉が入らなかったし、無理して全部入れたら逆に膣が緩むのでは?と怖くなったので、実際に使ったものでお勧めできるものがありませんが、アダルトグッズの店で売っている直径3.5㎝以下の玉ならどれでも大丈夫だと思います。

【数値計測】

膣に指を挿入して膣を締める動きをすると、指への締め付け加減が分かりますが、それが弱いのか強いのか、他の女性の膣に指でも入れない限りわかりませんよね。
そこで膣の浅い部分の締めつけ加減を数値化してくれる‟フェミメイト”というグッズがあります。2個玉グッズと同じようにある程度の大きさがあり、掴む感覚がわかりやすいです。スマホアプリと連動させて使うんですけど、トレーニングの記録もつけてくれて便利です。数日間連続でトレーニングしてみると、初日に比べて数値が上がっていったので、膣トレって本当に効果があるんだなと思いました。

膣トレ中級

膣の浅い部分にある筋肉を動かして入り口を締める動きをコントロールできるようになったら、次は中級編です。入り口だけではなく深い部分まで動かして膣を持ち上げる動きをしてみましょう。
中級向け膣トレグッズのキーワードは【1個玉】と【膣圧確認】です。

【1個玉】

1つの玉に紐がついている膣トレグッズです。膣内に入れたら、玉を膣の中で上に持ち上げてみましょう。まず入り口の筋肉を締めて、そのまま膣全体を上に引き上げるようにすると玉が上がるんですが、膣の外側に出ている紐が上下に動くのが見えるので、目で確認しながら膣トレできます。

【膣力確認】

初級で紹介した数値計測できる膣トレグッズを持っている人は、それで入り口の締めつけ具合を確認できますが、中級の膣トレから始める人にはもう少し小型の電動グッズがおすすめです。
SWAN(スワン)のクラッチは膣圧に反応して振動してくれる膣トレグッズで、膣を締めるとブルブル震え、力を抜くと振動が止まります。締める力が強いと強く振動するので、膣トレの結果が出た時に振動の強さで分かるのも面白いですよね。クラッチもあまり大きくないので、膣の中で上げ下げするトレーニングもやりやすいです。