我ら素敵ビッチが求めるのはそんな不確実なものではないんです。確実に皮膚や粘膜で感じることができる快楽を求めるのです。そしてガツンと脳みそに叩きこんで記憶させます。
快楽は裏切らないですよ。求めれば求めるだけ得ることができます。快楽、というと軽く見たり、罪悪感を持つような人も多いのですが、世間でいう愛情や自信と変わらないくらい、深みを与えてくれるものだと私は思っています。もちろん、愛情や自信は悪くない。でも人間、毎回ものすごく愛し合っている相手とセックスするわけではないので、それ以外のセックスに関していえば、快楽に無料でついてくるトッピングみたいなものだと思います。メインでそれを得ようとするのはちょっと違うんです。
人間だからたまには失敗して、セックスの最中限定の愛情を恋愛の愛情だと勘違いして傷つくこともあるし、自信をへし折られるセックスもあるけど、そんなのはちょっとトッピングを間違えてほろ苦くなってしまっただけ。何か大きいものを逃したわけではない。
それも快楽と丸ごとセットにして一生のオナネタにしたら、また次のドデカい快楽をもぎ取りに行くのです。

自分に自信がないことをセックスで解決することはできないけど、自信がないことを逆手にとって快楽に変えることはできるかもしれませんよ。恥ずかしい顔も体も、恥ずかしい自分の内面も、セックスの時には全部晒せばいいんですよ。恥を晒すこと自体に興奮するという、ある種の性癖が生まれたらラッキーじゃないですか(笑)。

Text/Betsy

次回は<セックスに悩みすぎな女子の問題がほとんど解決する考え方>です。
Betsyさんが多くの女性から受けるセックスについての質問の多くには、ある「考え方」が関係しているそうです。その考え方さえ少し変えられれば、女子のほとんどの悩みは解決するらしいのですが、一体どんなものなんでしょう。