4、一貫性がない

 私が「この人ド下手くそだな」と思う一番の要因は、動きに一貫性がないことです。右乳首を舐め始めて数秒後には左乳首に、そしてまた右乳首に。中に指を入れたと思ったらいきなり指を抜いてクリを触りだすような、フラフラした前戯は感じる暇がないですよね。【性感帯と言われている所には遠くから徐々に近づいていく】【刺激は弱から】【一か所ずつじっくり】という基礎は相手への前戯で示します。「こうやってされるのが好きだから見てて」と宣言してからやって見せたらエロいムードも壊さずに好みの方法を伝えることができますよね。

5、いい所で止める

「今すごくいい!」という所でなぜか止める人、ウソみたいだけど意外と多いです。こちらの反応を見る余裕がないド下手くそです。早く挿入したいのかどうか知りませんが、先に先に行きたがるんですよね。気持ちよさそうな声が出てきたら次に移っていい合図だと思っているんでしょうか。なぜ今止めた!?と怒りさえ覚えます。そういう時には「今の気持ちよかったからもうちょっとして」「止めないで」って言うか、止めないように頭や手首を掴んで固定して行動で示すかのどちらかですね。

 相手のしてくれる前戯にケチつけるようなことはしたくないですが、キモチイイふりをして毎回演技をし続けるより、一度か二度くらい気まずい思いをした方がずっとマシです。その代わり、キモチイイ時には「イイ!最高!天才!きもちよすぎてしんじゃう!それ大好き!このまま続けて!」と言葉で伝えることも忘れないようにしたいですね。

Text/Betsy

次回は<セックスの挿入がド下手くそな男たちを何とかする方法>です。
激しいピストンをする彼に、気持ちよくないと伝えたいけど難しい…。彼のセックスがうまくないことはわかるけれど、どこがどうヘタかといわれるとわからない。そんな女性たちに向け、挿入がヘタな男性のパターンと対策をお伝えします。伝えやすいキラーフレーズも!