先週に引き続き、セックスがド下手くそな人たちのお話です。今回はド下手くそな前戯についてのお話なんですが、その前に一度、相手の男性になったと思って想像して欲しいです。
あなたがエッチな気分になるムードを作り、優しいキスから徐々に情熱的なキスをしながらおっぱいを揉み、同時進行でスムーズに服を脱がします。手抜きだと思われないように体のあちこちにキスをしながら少しずつ性感帯へ。おっぱいを上手に舐めたら焦らしながら下の方へ移動し、たっぷりクンニしてイキそうなら一度イクまで舐め続けます。難易度の高い手マンでは痛くないか確認しながらキモチイイ場所を探します。どこをどれくらいの力で刺激して、どれくらい続けたらいいのかは人によって全然違うので吐息と声で判断しないといけないんです。
はぁ、想像しただけで大変そうですよね。女体を愛撫したことがないのでわかりませんが、ちんこを手で擦ったり舐めたりする方が10倍は楽な気がします。
それくらい女体を気持ちよくさせるのは難しいことなので、ド下手くそな人がいるのも仕方がないかなと思います。ただ、それでもやっぱり気持ちよくしてもらいたいですよね。なので今回は、「前戯がド下手くそな人に自分好みの前戯を教える方法」についてお話ししようと思います。
前戯ド下手くそは全5種類!
前回分類した、緊張しすぎな人も、無知すぎる人も、自信過剰な人も、前戯のド下手くそさの特徴は共通していて以下の5種類であることが多いです。
1、言葉が通じない
2、強すぎる
3、速すぎる
4、一貫性がない
5、いい所で止める
1、言葉が通じない
不思議なことに、日本語なのにセックス中にはなぜか通じない人がいるんですよね。興奮状態だから聞こえていないのかもしれません。厄介なのは自信過剰の人の場合、変な翻訳機能が搭載されていることです。
「待って(それ気持ちよくない)」→それ以上続けたらイッちゃう♡!!
「刺激が強すぎる(から不快)」→刺激が強くてイッちゃう♡!!
「ダメダメ(今すぐやめて)」→イッちゃう♡!!
「やめて(まじで)」→やめないで!イッちゃう♡!!
というように真逆の意味で伝わってしまうんですよね。
体の取り扱い方を知ってもらうまでは、こういう間違った翻訳をされがちな言葉や曖昧な言葉はなるべく使わない方がいいですね。
止めて欲しい時などは、手や頭を抑えて静止しながら「ちょっとごめん、一回止めて」「それ痛くなっちゃうかも」とハッキリ言いましょう。
2、強すぎる
強すぎるのもド下手くその特徴です。刺激は強い方がいいと信じていて、女性が心地いいと感じる適度な強さを知らないだけなので、我慢せずに一度好みの力加減を教えておいた方がいいです。
何もかも強すぎるド下手くその人に「もっと軽い方が好き。もっと。もっと。もうちょっと」と徐々に力を抜いてもらったら「えっ!?もっと?嘘!?まじで?こんなに軽くでいいの?」とびっくりしていましたが、それ以来ド下手くそではなくなりました。
3、速すぎる
乳首を舐めるのも、クリトリスを舐めたり触ったりするのも、膣に入れた指を動かすのもいきなりトップスピードなド下手くそも困りものです。
「もうちょっとゆっくり」と言ってもどれくらいゆっくりなのか伝わらないことが多いです。大袈裟なくらいに「最初は動かしてるか動かしてないかわからないくらいのスピードで」とか「秒速3センチで」と説明して、そこから少しずつスピード調節して、平均的なスピードを覚えてもらいます。
こちらの反応が大きくなると急にまたスピードアップしてくることも多いので、「一定のスピードから変えないこと」も一緒に覚えてもらいます。
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