キスや手での愛撫、オーラルセックスもそうなんですけど、他人の粘膜や粘液への耐性とか、肌に触れることへの執着度合が深く関係してくるので、相手に対してどこまでできるのかは個性みたいなものだと思うんですよね。
私のように他人の粘膜粘液大好き人間なら10分のフェラなんて全く苦痛じゃないけど、愛液でヌレヌレの股間にはなるべく唇を付けたくないという人にとっては10分のクンニも覚悟や努力が必要になるんですよね、きっと。
　
　挿入してからも、どちらがより多く動くのかは体力や柔軟性によって変わってきます。体が硬くて足腰の力が強くない男性はちょっと正常位で動いただけで息を上げ、腰がしなやかに動かせなかったり体力がなかったりする女性にとっては騎乗位が苦痛だと思います。

　だから時間や熱量が五分五分になるのが正しいと思わなくていいんじゃないかなと思います。騎乗位が一番気持ちよければ常に上に乗っていてもいいし、二人とも体力がないのなら、交互に動けるように体位を変えていけばいいですよね。
　
　つまりギブ＆テイクという言葉にとらわれなくていいってことです。 　

　でも、本当はもっとして欲しいのに全然足りてないってことなら話は別です。「最低１回イクまでクリを舐めてほしい」とか「乳首を舐めながら手マンしてほしい」とか密かに思っていても気付いてもらえないのなら、具体的にお願いするしかありません。
舐めてもらっている時に、すぐ切り上げられないように「いっぱい舐めてほしい」とお願いしましょう。そのまま続けてもらえばイケそうな予感がする時は「お願いイカせて」と言えばイクまでやってくれるでしょう。手マン中に乳首も同時にしてほしければ「こっちもして♡」です。

　また、手や口を使うこと、腰を振ることだけが気持ちよくなる手段ではないので、おもちゃをセックスに取り入れることもアリだと思いますよ。

Text／Betsy