膣トレとは何か
DieterRobbins
先週の記事 でお答えした読者の方からの質問で、膣トレについてひとつ気になったことがあったので、今回はそのおはなしです。
挿入直後〜中盤は彼のモノをしっかり感じられていたのに、中盤〜フィニッシュにかけては意識してもうまく締まらないような感覚になっていたことに気づきました。これは膣トレに一層励めば、改善できるものでしょうか? それとも、今まで膣トレと思って励んできたのは、ただの肛門括約筋トレだったのでしょうか…?(※前回の相談文から抜粋)
骨盤底筋のトレーニングはここ数年でかなり有名になりましたよね。骨盤底筋というのは「骨盤底筋群」のことを指しているんですけど「群」という字がついているだけあって、複数の筋肉が層のようになっている集合体なんです。そして、骨盤底筋群の中でも、恥骨のあたりからお尻の穴の下の部分まで繋がっている動きの大きな筋肉、恥骨直腸筋を鍛えることを一般的に「膣トレ」といいます。
尿を我慢する時や、尿を出している途中で止める時、膣全体が上にあがって、その動きに伴いお尻の穴が前に引っ張られる感じがしますよね。その時に使っている筋肉が恥骨直腸筋です。ここを鍛えることによって、膣(特に入り口付近)が締まるといわれているわけです。
尿を止める力というのがわからない場合は、まずお尻の穴を締めてみて、そこに連動する膣口周りの筋肉を確認するといいですが、膣トレは、お尻の穴をただ、ぎゅうぎゅう締めればいいというものではないです。
上手く膣に力が入らない場合にやってしまいがちなのが、
1、お尻の筋肉に力が入ってしまう
2、内腿を締めようとしてしまう
3、腹圧をかけてしまう
という3つの間違いです。
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