やって欲しいことを伝える場合は、以下の3つのポイントに気をつけてください。
 
① 具体例を挙げる
 まず、どこをどうされたいのかを具体的に伝えましょう。それができないという場合は、自分がグッとくるポイントをまだ知らないんだと思います。AVでも小説でも漫画でも何でもいいですが、性的にグッとくるポイントを探してみます。普段通りのセックスでも、グッとくるポイントを一つ二つ取り入れてもらうと、“責められ感”を得られるかもしれません。

 例えば、通常の正常位でも、胸を鷲掴みにされたり、手首を頭の上でギュッと握って軽く拘束されたりするだけでも気分は違いますし、かかとを男性の肩にかけて屈曲位にするのも、押しつぶされて責められている感がグッと上がりますよね。そういうポイントをいくつかストックしておいて、セックスのときに「こうしてほしい」と具体的に説明すれば、頼まれた方も「終始責めの姿勢で!」と漠然と言われるよりは「それくらいならできるかも」とヤル気が出るはずです。
 
 私も恥ずかしがりだと公言している割には、本当にして欲しいことはしっかりとお願いしています。
「バックの時に髪を掴んで引っ張って欲しい」
「今日は壁に押し付けて立ちバックしてほしい」
という具合です。もっと恥ずかしいこともおねだりしてしまいます(笑)。

② 一度にたくさん求めない
 これまでにしてもらったことのないことを一度にたくさんお願いすると、「色々と押しつけられた」「今までのセックスでは満足できてなかったのかも…」など、ネガティブに取られてしまうおそれもあります。してもらいたいことは一つか二つずつお願いすると、好みのセックスを少しずつ覚えてもらいやすいです。
 
③ 反応する
 お願いしてやってもらうことにはもちろん、何かしらの反応を見せないといけません。良かったら自然と体や声に反応が出ますけど、「キモチイイ」と言葉で確実に伝えるのも大事です。ちょっと違うと感じたら、その場で「もう少し○○して」と修正をお願いし、良くなったらまた反応を見せるようにしましょう。
相手の性的な趣味と違うことをお願いした場合は特に、しっかり反応しないと相手も遣り甲斐がないですよね。
 
 イマイチなままセックスを終えてしまうと、お互いに後味が悪いです。そうならないためにも、してもらいたいことを具体的に伝えて、少しずつお願いしてみましょう。また、同じように相手の願望にも応えてあげるといいと思います。

Text/Betsy

次回は <セフレが欲しい普通女子に贈る「ヤッて後悔するセックス・満足するセックス」>です。
彼氏の飲み友達は、見た目が超タイプ! セフレにしてほしいけど、大事な彼にはバレたくない。ヤルべきか…ヤラざるべきか…。迷ってヤルセックスって、どうなんだろう…。そんな時には、「心も体も喜ぶセックス」かどうかで決めてみませんか?