元AV女優・紅音ほたるさん(3):期待に応えようとするとセックスが負担になる


 人気AV女優として活躍し、現在は性の悩みSNSも主催する紅音ほたるさん。
今回は、AMのメイン読者層であるアラサー女性が抱えている性の悩みにアドバイスしてもらいました。
第1回「潮吹きの撮影には12Lの水を飲んでた」、第2回「AVで若い男女が傷ついていることを知って」も合わせてどうぞ。

嫌なプレイは断っていい。それが2人のため。

遠藤遊佐 紅音ほたる


――違和感を覚えるようなプレイ――例えば、アナルセックスとか精液ごっくんとか生理中のセックスなんかを求められた場合、どういう対応をしたらいいんでしょうか。

紅音ほたるさん(以下、敬称略): 頑張って期待に応えちゃうと余計負担になると思うんですよ。
我慢して彼の希望に応えてると、それがプレッシャーになってセックスが楽しくなくなるし、普段の日常的な関係までギクシャクするかもしれない。相手の男性もちょっと負担のかかる要求してるなっていうのはわかってるはずなので、二人の関係のためにも「嫌なことは嫌」って言ってほしいですね。

――女性もアラサーになると「イイ年なんだからそれくらいして当然」みたいな見えないプレッシャーを感じたりすると思うんですよ。女子会で誰かが「アナルセックスした」なんて言うと「みんなやってるのか!」とか。

紅音: いやあ、そんなの気のせいですよ~(笑)。私はアダルト出身ですけど普段は至ってノーマルですし、嫌なムードになったら途中で切り上げちゃったりしますもん。セックスは2人でするものだから無理にする必要は全然ない。今は女子だって自分で仕事して稼げる時代なんだし、そこらへんは平等でないとね。

――そんな悩みを持ってる女性がいる一方で、ここ数年、「肉食系女子」とか「ヤリマン」を自称する女の子も増えてますよね。そういう現象についてはどう思いますか。

紅音: いいんじゃないですか。でも親だとか、それを聞いて哀しい思いをしたり反感を持ったりする人の前であえて言う必要はないかな。ヤリマンを自称するのも、そういう風潮に反感を覚えるのも、男性がテクニック自慢をするのも、今の日本の性意識の現れだと思います。

 私もAVと普段のセックスは全然別物だと思ってるけど、25歳くらいまでは自分を良く見せたいとか「恥かいたらアカン!」とかいう意識に囚われてた。でもこだわる時期が過ぎて「どうでもいいや」と思ったらすごく楽になりましたよ。