「頼れる参謀」を見つけよう!

AM

だから、武将になれない女子は「頼れる参謀」を見つけるのがベストだと。

アル

はい。フリーの独身男子以外との縁も大事にしましょう。それで「結婚したいんで、いい人がいたら紹介してください」と素直に周りに言いましょう。じゃないと、世話焼いてくれないから。それに、現役の人は自分の婚活や恋愛に忙しくて、余裕がないですし。既婚者や年配の人って、わりと世話焼いてくれるんですよ。戦場を引退した人たちですね。特に幸せな結婚をしている既婚者は「幸せをおすそわけしたい」的な利他精神があるから。見合いババアのお陰で目が覚めた同級生も、近所のカフェの店長夫婦の繋がりで夫と出会ったそうです。常連の研究者の男性を紹介してもらって。地元はオススメですよ。
私も近所のバーで夫と出会ったけど、家が近いと気楽に通えるし、相手とも気楽に会えるし。わざわざ週末にデートしなくても「今飲んでいるんだけど、出てこない?」って気楽に誘えるから。それに近所だと「あそこの焼き鳥が美味しい」「じゃあ今度一緒に行こうよ」的な流れになりやすいし、家まで送ってもらったりして、距離も縮まりやすい。地元の店は意外とカップル成立率が高いです。

AM

婚活パーティーに通うよりも楽しそうですしね。

アル

うん、苦痛なことは続かないから。それに「わざわざ感」があると面倒くさくなるよね。仕事帰りに寄れるバーやカフェとか探すといいんじゃないかな。なるべく自分が楽しめる場所、趣味のイベントやサークルもいいと思う。そういう場所に気合いを入れすぎず、期待しすぎず、「茶飲み友達ができればいいな」「いろんな人と会って見聞を広めよう」くらいのテンションで行くのがオススメ。

「◯◯じゃないと無理!」はアテにならない

アル

あとオジサンオバサンは世話焼きな人が多いから、紹介を頼むのも手です。年配の人は、余計なことを考えないのがいい。女友達は「同級生のお父さん」に会社の部下を紹介してもらって、結婚しました。彼女はイケメン好きで元彼も全員シュッとしたイケメンだったんだけど、夫は小川直也にソックリで。私だったら「絶対無理だな」と考えて、紹介しなかったと思う。彼女も初対面で「ゴリラ、無理!」と思ったけど、何度か飲むうちに意気投合して「私、べつにイケメンじゃなくてもいいんだ」と気づいたそうです。もう結婚12年目だけど、すごく仲いいですよ。

AM

たしかに同世代だと、見た目とかファッションとか気にしますもんね。「彼女はオシャレだから、ダサい男は無理だな」とか。

アル

うん、マッチングしないって勝手に判断しちゃうから。でも、男女は出会ってみないとわからないから。自分自身も「○○な人じゃないと無理」と決めつけない方がいいですよ。過去の恋愛や元彼をベースにして考えがちだけど、それで今結婚してないってことは、そのデータに信憑性はないわけで。むしろ全く未知のタイプの方がマッチングするかも? と発想を転換しましょう。

AM

「全く好みじゃない、ありえないと思った人と結婚して幸せ」って事例は多いですよね。

アル

ほんと第一印象はアテにならない。だから「グッとこなくても試しに2回は会う」「お茶やランチでもいいから、自分から誘う」のが大切。お茶やランチならそんなに負担じゃないし、あとヤリチン対策にもなります。今って擬態草食(オクテなふりしたヤリチン)も増えているから、見分けるのが大変でしょ? でも、ヤリチンは夜行性だから。こっちが昼間に会おうと提案して「いや、夜飲みに行こう」と頑なに主張してくる場合は注意した方がいい。

AM

今すぐ使えるテクニックですね。メモります!