受け身はやめて、教え上手な女を目指そう!

 昔、若いのに見事なクンニ名人にあたって「上手い!」とヒザを打ちました。それで「なんでそんなに上手いの?」と聞くと、相手は恥ずかしそうに「じつは…『クンニは舌の力を抜いて優しくクリを舐めるように』って、ソープで教えてもらったんです」。

「そうか、その泡姫さまに感謝するのだぞ」と目を細めた私。

 また、年下の男友達が「スペイン人の女の子と付き合ってた時『そんなに激しく触られても痛いだけ!』『がっつかないで!焦らしてくれないとイケないでしょ』って怒られて、自分のセックスが間違ってたことに気づいた」と話してました。
このように女性が教えることで、男性は正しいテクニックを学べるのです。

 私のもとにも<女性はAVみたいなセックスが好きだと勘違いしていました>と男性読者の声が寄せられます。
そして女性からは<彼氏のAVみたいなセックスが苦痛><激しく手マンされて出血した><あまりの痛さに泣いてしまった>といった声が寄せられる。
国内の調査では、75%の女性が「セックス中いつも痛い、たまに痛い」と答えています。それでも我慢して感じてるフリをしていたら、どんどんセックスが嫌いになる。
そりゃセックス回数ワースト1位、セックス満足度ワースト1位の国にもなりましょう。

 日本の女性は受け身な人が多いけど、言い方を工夫して伝えてください。
「痛い」じゃなく「私は敏感だから、もっと優しくして」とか。「それは感じない」じゃなく「こうされると気持ちいいな」とか。そんな風に言われると男性もやる気が出るし、自分も気持ちよくなれるから。

 彼氏に「AV洗脳を修正するAV」を観せるのも効果的。女目線で作られたシルクラボの作品を観せてみるとか。
なにより「イカされるんじゃなく、イク」「満足度は自分で上げる」と主体的にセックスに臨んでください。

AVを観て勘違いしている女性も…?

 私が飲み屋でエロトークしてると、自称テクニシャンの男が寄ってきて
「女性は全身が性感帯だから」「俺はキスだけでイカせるね」と鼻クソみたいなことを言ってくる。

「キサマ誰に向かって言うとんねん」と思いつつ、「そんなに素直にお芝居を信じてくれたら、女の子はありがたいわね!ホホ!」とにっこり返します。

 でも、男友達からこんな話も聞きました。
「彼女がフェラする時、ズボボボッってやたら音をたてて、ダイソンの掃除機みたいに吸ってくるんだよ…」
「“吸引力の変わらない、ただひとりの女”ってウリなのかもよ?」と返したけど、彼女もAVに洗脳されているのかもしれません。またはananのセックス特集に。

 セックスは相手あってのコミュニケーション。
テクニックに走らず、目の前の相手を見つめて、インタラクティブ(双方向・対話型)に進めたいものですね。

でもムカつく男がいたら、ダイソン並みに吸引して「チンポを吸いとられる…?!」とビビらせるのもいいかもしれません♪

 では次回「STOPヤリヤリ詐欺!『ヤリ捨て被害を防ぐ10か条』」もお楽しみに~

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