性教育が進んだ諸外国と中絶大国ニッポン

 イギリス人の女の子と話していたら
「イギリスでは、周りの女の子はみんなピルとゴムを併用してた。じゃなきゃ妊娠と性感染症を防げないって学校で習ったから。でも、日本の男はほんとゴムをつけたがらない。それで風俗行った話とかするから、信じられない!!
と憤っていて「えらいすんまへんな」と国を代表して陳謝しました。

 イギリスは性教育が充実しているうえ、ピルが国民全員無料。
一方、我が国はというと、ピルの普及率はダントツで低いうえ、ろくに性教育も行われていない。
日本の性教育は「寝た子を起こすな」「臭いものには蓋をしろ」「18歳未満の若者はセックスすべきじゃない。だから知識も与えるべきじゃない」というスタンス。
すべきじゃないと言っても、する人はします。

 日本の中絶件数は年間約20万件で、自殺の7倍の数。若い世代の性感染症も増えている。
国民の生命と健康を守るのが国家の役割ではないのですか、安倍ちゃん。
誤った性情報が氾濫している中、若者に正しい知識を教えなくてよいのですか、安倍ちゃん。

 世界一進んだ性教育をしているのが、超リベラルな国オランダ。
オランダでは、初性交年齢がヨーロッパでもっとも高く(平均17歳)、10代の出産中絶率も低いそうです。

 性知識を教えるとヤリまくるんじゃなく、むしろ慎重になり、自分を守れるようになる。
国民を、若者をもっと信じるべきじゃないのか、政府よ。
この機会に皆さんも性教育について考えてもらえれば幸いです。

無間地獄から抜け出し、幸せになるチャンスをつかめ!

 ゴムつけてと言えない、という相談メール以外にも
<「おまえがユルいからイケない」と彼氏に暴言を吐かれた><もっと優しく触ってと言ったら、「注文多いな」とキレられた>といったメールが読者から寄せられ、そのたび全身から闘気がみなぎります。
でも私が闘気を出しても意味ないんだ、本人が出さないと。

 恋人と対等な関係を築けない女性、都合のいい女になりがちな女性、だめんず恋愛を繰り返す女性。
そんな女性を見ていると、以下の特徴を感じます。

恋愛において受け身で、女を支配したい男を引き寄せがち、そんな男に惹かれがち。
・「支配されて振り回される=恋」だと錯覚して、自分を尊重して大切にくれる男を好きになれない。
自分に自信がない=自己評価が低いため、「こんな私を好きになる男なんてレベルが低い」と、好意を寄せてくれる相手を見下してしまう。
・結果、自分を好きにならない男・自分を見下している男を過大評価して、夢中になる。

「げっ、私あてはまってるかも?」と思った方は、無間地獄から抜け出し、幸せになるチャンス。

 弱気な女性は「自分に自信がないから」と言うけど、自信を持とうとしていないだけ。
自信なんて誰かがくれるものじゃなく、「持つぞ!」と覚悟を決めるしかない。生まれつき強い人間なんていないし、強くなろうと思い続けることが強さです。

 …タイトルは「愛され痴女」だけど、たまには真面目なことも書いてみた。
というわけで結論は「みんな、北斗の拳を読もう!」

 では次回「男目線のセックス本は間違いだらけ!/愛され痴女の性批評」もお楽しみに~

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