前回の「セックス満足度が上がる!愛され痴女がカップルで楽しむ“三種の神器”」もあわせてご覧ください。
【第18回】恋愛やセックスで、女性ホルモンが増えたりはしない!!
Crysco Photography
昨今、女性誌では女性ホルモンが人気で
<恋愛やセックスをすると、女性ホルモンが増えて綺麗になる>
<男並みに仕事ばかりしていると、男性ホルモンが増えてオス化する>といった記事が載っています。
ドラマ『ラストシンデレラ』は「39歳独身のヒロインが、恋愛やセックスもご無沙汰で仕事に励むうちに、オス化してヒゲが生える」という話でした。
結論からいうと、恋愛やセックスをしても女性ホルモンは増えません。
ご無沙汰で男並みにバリバリ仕事をしても、女性ホルモンは減らないし、男性ホルモンも増えません。
デタラメの俗説をばらまき、女性の不安やコンプレックスを煽るマスコミに、私はムカついています。
老化は誰にも平等に訪れます。加齢によって女性ホルモンの分泌量は減るし、肌のハリやツヤも失われる。
にもかかわらず、頑張って働く女性に「私のせいなの?彼氏もいなくて独身だから?」と呪いをかけて、卑屈にさせるなんて許せない。
「いいトシした女が恋愛も結婚もせず、仕事ばかりしてるからだ」的な陰口を助長させるなんて―――
テメエらの血は何色だーっ?!!
「シャオ!シャオ!」と絶叫しながら、女性誌をバラバラに裁断したくなります(by漫画『北斗の拳』より、南斗水鳥拳のレイ)。
ほんとテメエらどういう気だ?
「女が男並みに働いて出世なんか望むな」という、既得権益を守りたいオッサン社会の陰謀か?
はたまた、単に美容サプリやエステの広告が欲しいのか?素直に言うてみい、シャオ! と激おこぷんぷんしたところで、女性ホルモンについて解説しまーす♪