いやあ、熱いですねえ。熱いといえばビール、ビールといえばそう……赤裸々なエロ話!
というわけで、今回ヰタセクスアリスを聞かせてくれたのは、丸の内の某有名なお菓子屋さんで働いているBさん(28歳)。
癒し系っぽい優しげなルックスだけどサバサバした一面もあり。
厳しい家庭で育ったため性に目覚めるのは遅かった、とのことなのですが……。
性の目覚めはお母さんの喘ぎ声
――普段お友達とエロ話ってします?
B: あんまり……。するとしたら、エロっていうよりくだらない下ネタですね。男性的な感じの。
――女の子って「セックスの話はOKだけどオナニーの話ははずかしい」とかいうのが多いのに、珍しい。
じゃあまず最初に、性の目覚めを聞かせてください。
B: えーと、小学校4年生くらいのときだったかな、夜中に隣の両親の部屋から母親の喘ぎ声が聞こえてきたんですよ。
――うわ、いきなりショッキングな目覚めだなあ。
B: そのときはお母さんがすごく苦しそうだったから、気持ちのいい行為だっていう認識はなかったんですけど、後になって「ああ、あれはセックスしてたんだな」と。はっきりしないけどあれが目覚めかな。
あと、うちって厳しい家庭だったので、子供の頃はマンガを買ってもらえなくて活字ばっかり読んでたんですよ。
で、ある日『古事記』を読んでたら……。
――『古事記』! アカデミック!
B: どんな話だったかは忘れちゃったんだけど、セックスシーンがあったんですよ。
マンガじゃないから文章を頼りに想像するしかなくて、妄想っぽいことを始めたのが小学校5年生くらいのときですね。
――古事記で性に目覚めたって話は初めて聞きました(笑)。
ご両親の夜の営みを聞いちゃったときは、もうセックスのメカニズムについては知ってたんですか。
B: いや、知らなかったと思います。もっと後、学校で教わってようやく知ったんじゃなかったかな。
――おお、じゃあけっこうオクテだったんだ。
B: そうですね。遅咲きです。
――お母さんの営み声を聞いたときって、どう思った?
B: お父さんがお母さんに乱暴してると思って怖かったですね。
「やめさせなきゃ」と思ったんだけど自分が両親の部屋に突撃していく勇気はなかったので、わざと聞こえるように泣いて邪魔してました。
――あはは、ひどい! せっかく娘の目を盗んで愛し合ってたのに!
でも、セックスの知識がないときでまだ良かったですよ。知ってたらもっと気まずいですもん。
- 1
- 2