唐突ですが、私はオナニーを愛する者です。
普段は趣味と実益を兼ねてAVやオナニーに関する文章を書いているのですが、奔放な女性が多いエロ業界にどっぷり浸かるにつけ「キラキラ女子と言われるような普通の女の子たちは、どんな性的ファンタジーを持っているのか。いや、それよりもまずオナニーなんてものをしてるんだろうか?」ということが気になってたまらなくなってきました。
女子会だのガールズトークだのと言ってはみても、赤裸々なエロ話となるとなかなかしづらいもの。
特に「彼がこんなことしてくるの~」なんていうセックストークならまだしも、オナニーについて話すのは寂しい女と思われそうでやっぱり恥ずかしい。
うんうん、よくわかります。
でも、断言しましょう。オナニーを恥じるなんてまーったくのナンセンス。
自分の体や性癖を知るにはオナニーが一番! いや、それより何よりオナニーとか妄想とか猥談って、すっごく楽しいじゃないですか。
というわけで、この連載ではキラキラ女子と言われるような女の子たちに、性の目覚めやオナニーについて聞いていきたいと思います。
第一回目は、映像制作の営業をしているSさん(26歳)。交際歴約2年の彼氏あり。
忽那汐里に似た黒髪のおしとやかなルックスだけど、実はアクティブで気さくな女性です。
性の目覚めは、幼馴染みの家で見たマンガです。
――えーと、ではまず「性の目覚め」について教えてください。子供の頃、一番最初に「これエッチだな」って思ったものってなんですか。
S:一番幼い頃で覚えてるのは、小学校低学年のときに見た男性向けのマンガ。
タイトルは覚えてないんですけど、幼馴染みの女の子の家に遊びに行ったとき、お兄さんかお父さんが買ってる青年誌系のマンガが置いてあったんです。
その中にあるセックスシーンを観て、それが目覚めですね。
私は一人っ子でそういうものを目にする機会がなかったので、けっこう衝撃を受けて。
――ドキドキした?
S:「おおっ!」って思いましたねー。
幼馴染みと、そのマンガの真似してキャッキャ言いながら胸やお尻を触り合ったり、ベッドに寝っ転がったりしたのを覚えてます。
具体的に何をしたらいいのかはまだわからないから、くすぐって笑い合ったりとか、そういう可愛い感じなんですけど。
――うわ、エロ甘酸っぱい!
子供の頃ってセックスってものを知らないから、何をしたらいいかわかんなくてそういうことするんですよね。
私も、よくノートに女の人の裸描いたりしてましたよ。
ちなみにこの世にセックスってものがあるって知ったのは?
S:学校で習うよりは前だったから小学校の高学年かな。
少女コミックとか、あのへんのちょっとエッチなマンガを読んで。
あと、学校の図書室で性の図解みたいなのを観て「あ、そうなんだ」って知りました。
――今、女の子向けのマンガもスゴイもんね、ティーンズラブとか。
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