今回のインタビュー相手は、募集を見て応募してきてくれた27歳の某メーカー営業・Nさん。
第一回「初ひとりエッチは小学4年!これが田舎育ちの常識?」も合わせてどうぞ。
東京へ来て初めて付き合ったのは女の子
――初体験は高1って言ってたけど、東京に来てから?
N: いえ、北海道にいた頃に済ませました。相手は地元の大学に通ってる大学生で、私が通ってた塾でバイト講師をしていた人。理系の学生なのになぜか国語の先生をさせられてて、私が質問しても、しどろもどろになっちゃってうまく答えられないんですよ。そういうところがかわいいなと思って、付き合い始めました(笑)。
――大学生で塾の先生! イイですねえ。Nさんからアタックしたの?
N: そのとき私、好きな人にふられたところだったんですよ。で、早く忘れようとしてちょっと気になっていた先生にアプローチしたら「付き合おうか」って言ってくれて。
すぐに噂が広まっちゃうような田舎だったからリスクはあったけど、車を持ってたりいろんなところに連れてったりしてくれてよかったな。
――それは初めての彼氏?
N: いえ、初めて付き合ったのは中学1年なんですけど、彼が小学校の頃に付き合ってた元カノとちゃんと切れてなくて、その女の子が私のところに文句言いにきたから別れちゃった。中1にして「同じコミュニティの中の人に手を出すと面倒が多い」っていうのを学びましたね(笑)。
それで、「違う環境の人と付き合った方がいいんじゃないか」と思って塾の先生にいきました。
――うわー、達観してるなあ。じゃあ東京に転校してからはどんな恋愛を?
N: それが……東京に来て最初に付き合ったのは女の子でした。この際だから言っちゃいますけど、私バイなんです。
腐女子なくらいだから、もともと同性愛には全然抵抗なかったんだけど、高校2年生のときにオタク活動で知り合った大学生の女の人を好きになっちゃって、付き合うことになりました。
――子どもの頃は女の子が好きだったの?
N: いえ、高校生になってからですね。ちょっとボーイッシュな部活の後輩が気になったりして「あれ、もしかしたら女性もいけるぞ」って気が付いて。
セックスのときのタチネコ問題は別として、見た目はボーイッシュなほうが好みなんですよね。自分には似合わないから、もしかしたらそれを求めてるのかもしれない。
――ちなみに男性と女性、どれくらいのパーセンテージで好きになるの?
N: 女の子と付き合ったのはその彼女だけですね。普段は、あんまり積極的に女性を好きにならないように意識してます。私みたいにどっちつかずだと100%女性が好きなビアンの人に嫌がられそうだし。あと、女の子同士ってわかりあえる部分も多くて楽しいんですけど、付き合うとけっこう大変な部分もあるんですよね。
――その彼女とは肉体関係はあったんですか。
N: ありました。でも両方とも女の子は初めて同士だったから、おっかなびっくりって感じで……。それよりも2人で映画観に行ってあっちの肩にもたれるドキドキ感とか、そっちのほうが鮮烈でしたね。
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