今回インタビューに応じてくれたのは、モノトーンの服が似合うKさん。
落ち着いたムードのある29歳公務員です。
ここ何回かポジマン女子へのインタビューが続き、普通の女の子の奔放さに驚くばかりだった私。
今回は「性体験はそんなに豊富じゃないんです」という彼女と、思う存分オクテ女子トークを繰り広げようと思っていたのですが……。
マンガやAVよりも活字に興奮します
――まず、性の目覚めを聞かせてもらえますか。何歳頃、どんなきっかけで?
K: あまりよく覚えてないんですけど、私、子どもの頃から読書少女だったんです。だから最初の性の目覚めは文章ですね。
母が本好きで、筒井康隆や式貴士のエログロ小説をよく読んでいたので、小学3年生くらいの頃に親の本棚の本で性的な知識を得ました。
――マンガとかアニメじゃなく、文字派なんだ。29歳っていうと子どもの頃からもういろんなメディアがあったでしょうに、珍しいですね。
K: なぜかそっちのほうが好きで、いまだに文字派です。
で、小学校6年くらいのときに比留間久夫って作家のゲイ小説を読んで、アナルプレイとか屍姦とかいうさらにディープな性の世界を知って衝撃を受けたんです。
――ふへえ、小学生で屍姦? そりゃまた早熟ですねえ。
K: いえいえ、もちろん知識として知ったってだけで実際にやったりはしませんよ(笑)。
普通の初体験ですらもっとずっと後……15歳くらいのときですから。
――私の感覚だと15歳でもけっこう早いですよ!
じゃあオナニーも早かった?
K: オナニーも小学生の頃。お風呂でアソコにシャワー当ててるときに気持ちいいなと思って、それが最初かな。
あと、セックスっていうのはアソコにペニスを入れるんだって知って、家にあったちっちゃくて細い懐中電灯を入れてみたり。
――ペンライトね。アレって小学生でも入るの?
K: 入りましたよ。まあ、多い日用のタンポンくらいの太さじゃないですか。
それで処女膜が破れるとかもなく、平和にオナニーしてましたね。
でも、オナニー覚えてから今まで基本的にはずっとクリトリス派です。道具もほとんど使わなくて、指ばっかり。
――何かオカズ的なものは使ってたんですか。
K: 母親が持ってた『アムール』っていうレディコミは好きでした。
あと当時よく家のポストに宅配AVのチラシが入っていたので、その文章を見て。
――そこもやっぱり活字なんだ。
K: あ、言われてみればそうですね。
私、文字だとすっごい想像が膨らむんです。
初めてAV観たのは、中学生のときに友達から回ってきた『痴女100人斬り』みたいなやつだったんですけど、思ってたよりつまんなくて、やっぱり活字だなと。
もしかしたら最初に観たAVがあんまり想像膨らむようなものじゃなかったからかもしれないですけど。
だから今でもAVは実際に見るより、レビューを読むほうが好き。サンプル画像を観ながらレビュー読んで興奮してます。
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