純情娘がヤリ捨てされてヤリマンに!/バリキャリお嬢様の性事情(3)

 今回、ヰタ・セクスアリスを語ってくれたのは、メーカー勤務のMさん28歳。
仕事に恋愛に大忙しだという、お嬢さまっぽい見た目のスレンダー美人です。
一回目二回目も合わせてどうぞ。

ヤリ捨てされて悟りを開いた大学時代

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――「セックスはスタンプラリーみたいなもの」って言ってましたけど、そういうポジマン(ポジティブヤリマン)気質が発揮されるようになったのって、何かきっかけがあったんですか?

M: 大学一年のときに、好きな人ができたんです。
毎日メールや電話で甘い言葉をささやかれて、デートのときは手をつないで、相手の実家にまで遊びに行って……これはもう「付き合おう」ってはっきり言われてなくても、恋人同士なんだって思いますよね。
だから初めてセックスした後に「あなたのこと好き♪」って言ったら「え?俺、彼女作る気ないけど……」って拒否されて。それがきっかけです。

――ひどいなあ。

M: でしょ? 「キミは見た目が派手だから、一回ヤッたくらいで付き合うとか言わないと思ってた」って、その言葉が本当にショックで……。
それまでの私って、エクステして化粧も派手目なのがカワイイって思ってたんです。でも、その相手は慶応生で、よく見ると確かに周りにいる子はCanCamに出てくるようなきちんとした格好の子ばかりなんですよね。
「彼女になるつもりならもう会えない」って言われて、それから学校にも行かず2カ月くらいメンヘラみたいに彼との思い出の場所をさまよって……。で、どん底になったとき、ふと「もういい!」って悟りを開いたんですよ。

――悟り?

M:「世の中にはこういうカラダだけの関係っていうのもあるんだ。セックスなんて固く考えなくてもいいんだ」って、彼と自分の行為を正当化したんです。
私はそもそもセックス好きだし、男を落とすのに快感を覚えるような部分もあるんだから、もっとガンガンいけばいいじゃないかって。
で、そのときに「19歳の誕生日にティファニーを貰うと一生幸せになれる」っていう伝説を思い出して、ちょうど19歳の誕生日前だったんで、前から好意を持ってくれてた大学の先輩と付き合うことにしたんです。

――いい話じゃないですか。その先輩とはうまくいったんですか?

M: いえ、誕生日の一週間前に付き合って、ティファニー貰って、一週間後に別れるという離れ業をやってのけてしまいました……。

――うわあぁぁ。