大人のおもちゃの捨て方わからん問題
前回は、大人のおもちゃの洗い方、保管方法についてお話ししたのですが、SNSで「処分方法がわからない」とのコメントがあり「確かにおもちゃの捨て方わからん問題もあるよな……」と思ったので、今回は大人のおもちゃの処分方法について紹介します。
私もこれまでに長い間おもちゃを使ってきて、処分方法にはいつも困っていました。「調べるのも面倒だし、そのうち処分しよう」と溜め込む一方。しかも、以前はプチプラおもちゃばかり買っていたこともあって、寿命がそこそこ早かったんです。お気に入りのローターは半年もすればコードの接触が悪くなって使えなくなるので何度も買い直したし、5000円で買ったおもちゃが、一度しか使ってないのに作動しなくなったこともありました(保証期間付きのおもちゃもあります)。
ある時、おもちゃを処分しきれていない罪悪感のせいで新しいおもちゃを買いにくくなっていることに気付き、ついに処分することにしました。ネットでアダルトグッズの処分方法を検索してみると、大体「各自治体の指示にしたがって廃棄してください」と書いてあります。でも、市役所のホームページから調べてみても「バイブは〇〇ゴミ、ディルドは〇〇ゴミ、吸引バイブは〇〇ゴミ」なんて書いてないんですよ。分別方法がわかったところで、おもちゃを他のゴミと一緒に半透明の袋に入れてマンションのゴミ置き場に出すのもハラハラドキドキです。結局その時はどうしたかというと、ガムテープでぐるぐる巻きにした上で紙袋に入れて近所の公園のゴミ箱に……。ごめんなさい!!!
実際の処分の仕方
今はどうやって処分しているかというと、まずはやはり自治体のゴミ分別方法を調べます。【地名 ゴミ 分別】で出てくるはずです。私が住んでいる地域ではワード検索で分別方法を教えてくれるサイトがあります。バイブレーターで検索しても出てこないだろうと思い、身の回りにある似ているものを検索してみることに。
電池式でウィンウィンうねるバイブの挿入部分やディルドに使われている、ゴムのような素材は、子供向けのおもちゃのゴムボールと同じポリ塩化ビニル(以下、塩ビ)です。早速「ゴムボール」で分別方法を検索すると、私の住んでいる地域では「可燃ゴミ」でいいとのこと。そこで、バイブは挿入部分の塩ビ素材をハサミではぎ取ることに。コントローラーとの接続部分に隙間があるので、そこからハサミを入れると、案外簡単に塩ビを取り除くことに成功。これをハサミで細かく刻みます。ディルドも本来なら燃やすゴミにそのまま出してもいいのですが、さすがに性器を模したものと分からないようにしたかったので、小さく刻むことにしました。気分のイイものではありませんでしたが、大きなハサミでチョキン。愛用しすぎて魂が宿っているかも…と思い「今までありがとう。さようなら」と感謝の気持ちを込めて小さく刻みました。
残った芯とコントローラー部分はプラスチックとモーターと金属ですが、よく考えれば子供用の一般的なおもちゃも似たようなものですよね。そこで「プラスチック おもちゃ」で検索してみたところ、ここでなんと「性具」を発見。「電池を抜いて可燃ゴミへ」と書いてあるじゃないですか!不燃ゴミかと思いきや、可燃ゴミでいいんですね。お住まいの地域によっては不燃ゴミに出す必要があるかもしれないので、「性具」や電池式のおもちゃなどで検索してみてください。
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