現在、第二回目の緊急事態宣言が出ているはずなのだが、いつどこに出されたのかすら判然と二回目は盛り上がっていない。
このように、初回がウケたからといって、二回目もウケるとは限らないので、映画や漫画の続編を作る時は良く考えてみてほしい。
さもなくば「#続編全裸待機」みたいなタグを使っていた奴にまで「安易な続編は作ってほしくなかったですね」と、急いで穿いたと思われる裏返しのパンイチ姿で言われる羽目になる。
しかし、緊急事態宣言セカンドシーズンに対してオーディエンスのノリがイマイチというだけで、コロナウィルス自体は割とまだ盛り上がっており、生活に対する影響も大きいままだ。
コロナとそれに伴う長すぎる自粛生活で、夫婦をはじめとした家族関係大きな変化があったという人も多いのではないだろうか。
そんなわけで今回のテーマは「夫婦の長くなった自粛生活」である。
しかし我々が住んでいる場所は、都心で起こったブームが届く前にブーム自体が終わるでお馴染みの僻地である。
ただ、流行に取り残される分、災害などにも無視されることが多く、人口的にも「サルなどを頭数にいれずに密を作る方が逆に難しい」ため、コロナの影響も都会に比べれば少ない。
実際、夫がコロナで職場が閉鎖されたり在宅勤務になったということはなかった、むしろ我が県で「リモートワーク」を導入した企業は存在したのだろうか。
それよりも、デスクトップパソコンを外に出して仕事をしてそうなところが我が県にはある。
そして私はというと、コロナ以前から無職のひきこもりだ。
以前は外に出ず、買い物も極力アマゾソと黒おキャット様ヤマト頼り、さらに室内にウォーキングマシンを置き、完全に要塞を作ろうとしている私に夫が苦言を呈することもあった。
しかし、奇しくもコロナのせいでそれが「正しい生活様式」になってしまったため、外に出ろと言われなくなり、むしろ快適になったとも言える。
仕事に関しても、一時期雑誌が休刊したり、書店が休業したりと影響があるように見えたが、結局「売れる本はコロナでも売れるし、売れないものは売れない」という「例年通り」ということが判明した。
このように、コロナで我が家に何か変化があったかというと、限りなくない。
よって、今後我々が離婚するとしたら「コロナ離婚」ではなく「ただの離婚」である。
しかし完璧にフラれたのに、人は「話し合って別れた」と言うように「コロナがきっかけになった」ぐらいは言うかもしれない。
我が家は運良く、コロナの影響をそこまで受けずに済んだが、深刻な影響を受けた家庭も多いようである。
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