Loading...

「我慢」で夫婦関係を妥協しない

夫婦喧嘩には意外にも良い点がいくつもあります。

①我慢をやめる
②ぶつかることで改善する場合もある
③ストレス解消になる

まず①、我慢は心に良くない。我慢は淀みのように蓄積されて、そして心を擦り減らしていきます。そしていつの日か爆発します。溜め込んだ期間が長いと大爆発します。

先日、会社の同僚の顔色がすこぶる良くなっていたので話を聞いてみたら、週4でキックボクシングに通い始めて、ストレスがなくなってきたと言っていました。キックボクシングめちゃくちゃ良いのかもしれませんね、体も引き締まるし一石二鳥です。
ただみんながキックボクシングをやれるわけじゃない。外に出てストレス発散ができないのなら、なるべく溜めないように心掛けるしかありません。ストレスの元を断つのです。それすなわち【我慢】をやめることです。

夫婦関係とは不思議なもので、どちらかの我慢で成り立っていることが多いです。一方は好き勝手に振る舞い、もう一方がそれを受け入れる。こういう関係性がとても多い。

僕も嫁に言われるがまま、ただひたすらに耐え忍ぶというという作戦だったのですが、耐えていても嵐は去ってくれないし、それどころかむしろ勢力が強まっていくんですよね。言い返しても怒るし、黙っていても怒る。しかも嫁は自分が100%絶対に正しいと思っているわけです。ある意味では嫁は僕には何を言ってもいい存在だと甘えているんですよね。でも僕にも我慢できないことだってあります。
そして、僕は「ヒットアンドアウェイ方式」を取り入れました。

これはウチの両親がやっていたこと。父が好き勝手やる人だったので、母が時々我慢し切れずに「もういい加減にして!」とプチ家出をするのですが、それこそ3時間くらいするとクールダウンして帰ってきて、その頃には父も少しは反省して、何となく元の生活に戻るって感じでした。
つまり、「黙っていれば好き勝手言いやがって!」と時々言い返すこと(ヒット)によって、緊張感を持たせる。で即家出する(アウェイ)わけですが、3時間くらい離れると割と頭が冷やされて、帰ってきたら「ご飯どうする?」となります。
リアルな結婚生活では話し合いが必ずしも解決策になるとは限らないのです。家族が時には離れることが一番良い時もあるのです。

そして、②の「ぶつかることで改善することもある」も重要です。
これは僕が意識してよくやることなんですが、なんかされて嫌な思いをした時には流さずに「それ、イヤだからやめてくれる?」とぶつかっていきましょう。喧嘩というよりも直談判って感じですかね。向こうにとっても些細なことかもしれないけど、少し我慢することで確実に別れは近付きます。これからも一緒にいる為にぶつかりにいくのです。

最後の③「普通にストレス解消になる」はウチの嫁の話なんですが、「もういい加減にして! やってらんないわよ!とブチ切れて暴れまくります。一晩中暴れまくって、翌日の朝にはスッキリとした顔になります。だから僕は「暴れるのはきっと気持ちいいんだろうな」と思えるのです。
嫁も日々ストレスを抱えているのでしょう。そのストレスを小まめに発散しているのならこれでいいかなと思うわけです。大きな爆発よりも小まめな爆発の方が対処しやすいのでこちらも助かります。

完璧な人間はいません。他人同士が一つ屋根の下に住んでいれば小さな価値観の違いは必ず出てきます。そしてずっと一緒にいれば、緊張感は無くなってきます。
「夫婦は他人」+「親しき仲にも礼儀あり」、この考えをいつも頭の端っこ置いておくべきだと思います。いつも一緒にいる他人だからこそ礼節をわきまえて接していかなくてはいけません。もしその事を忘れたような言動をパートナーがした時は試合開始のゴングの音を響かせましょう。

僕はあなたの夫婦喧嘩を応援しています。

Text/5歳

5歳
34歳。嫁と息子2人。
嫁は可愛くて、恐ろしい。息子達は可愛いくて、可愛い。そんな4人家族の半径15mの生活。
Twitter:@meer_kato

前後の連載記事