AMで「恋してないけど愛してる」を連載中の、こはなみみこさん。
彼女は以前「アルテイシアの恋愛デスマッチ」のカウンセリングに登場してくれました→「毒親育ちのレズビアンが婚活で最高のパートナーに出会うまで」
婚活アプリで出会った男性のパートナーと、半年で(ほぼ)友情婚したみみこさんとの対談、3回目です!
夫婦は足してイチになればいい
- アル
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結婚13年目にして思うのは「夫婦はチームだ」ということ。
「毒親のいる自分と結婚すると相手に迷惑かけるかも」と引け目を感じてたけど、夫婦は迷惑をかけあう関係なんだよね。トラブルが起こったり、病気や介護になった時に支え合えるかが大事。
- みみこ
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私も「共に闘えるパートナーが欲しい」と思って婚活を始めました。だから股間のセンサーオフで、脳のセンサーで選べたのかなと思います。
- アル
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「夫婦はチームだから、割れ鍋に綴じ蓋でOK」という視点をもつといいと思う。でも「自分より仕事のできる人がいい」とか言うキャリア女子は多いよね。
以前コラムに書いたけど、川崎貴子さんは元夫は自分と同じ起業家タイプで、うまくいかなかったんだって。それで再婚する時は「自分は母性に欠けているから、母性を埋めてくれる夫を選んだ」と仰っていた。
働いて稼ぐのが得意な女性もいれば、家事育児が得意な男性もいる。そうやって得意不得意を補え合えばいいよね。
- みみこ
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足してイチになればいいと思います。たとえば私はガチの文系で夫はガチの理系なので、ぶつからずうまくいってる部分はありますね。でも「ここは自分ができるから、相手はできなくてOK」じゃなく、自分よりできる人を求める女子は多いですよね。
- アル
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私も20代は「成長できる人がいい」とか寝言を言ってたから、わかるけどね。当時は「仕事ができる=人間的に尊敬できる」と錯覚してたけど、仕事ができるモラハラやヤリチンはクソほどいるから。
- みみこ
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クソほどいますね。あと「やっぱり男が稼いで養うべき」みたいな価値観に影響されてるのかも。
- アル
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ジェンダーの刷り込みもあるかもね。あと「親や周りも納得するスペックの男じゃないと」みたいな。50年暮らすのは親や周りじゃなく本人なのに。
- みみこ
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「これぐらいの男じゃないと」みたいな本人のプライドもあるでしょうね。それでハイスペモラハラ妖怪に捕まってしまう。
- アル
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広告会社で働いてた時に「文系ハイスペ独身男は地雷」「モラハラ率が高い」と実感したわ。
- みみこ
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私も婚活アプリをやってた時、文系ハイスペは妖怪率が高かったです。
- アル
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ハイスペ男は「自分は選べる立場だ」と思ってるから、女をタクシーみたいに乗り捨てるし。
- みみこ
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それで最後は「ぬか漬けを漬けるのが得意」みたいな専業主婦タイプを選びませんか?
- アル
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そう!広告会社の男は社内でさんざん手を出しまくった挙句、最後は女子アナやスッチーと結婚してた。スッチーってJJ言葉だよね。
- みみこ
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CAですね(笑)。婚活中はスペックに目が曇りがちなので「足してイチになる人を探そう」と考えてみてほしいです。
- アル
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うちはお金や保険関係は私が担当なのよ。夫に老後資金の話をふったら「文明は破たんして紙幣は紙くずになるぞ」と言われたので(笑)。夫みたいに世紀末に生き残れそうな、地震とか非常事態に強いことが、私にとっては重要だった。
- みみこ
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婚活はガチャなので、そんなふうにSSRの基準がハッキリしてると、マッチするキンタマを選べると思います。