人には股間のセンサーと脳のセンサーがあるけど、みみこちゃんは脳のセンサーで婚活した感じ？

そうですね。私は恋愛対象が女子なので、股間のセンサーが完全オフの状態で選べたのがよかったなと。

股間のセンサーが「恋愛対象としてときめく」「一緒にいてドキドキする」で、脳のセンサーが「人として信頼できる」「一緒にいて安心する」だとしたら、女子との恋愛では股間のセンサーが優位だった？

脳は1ミリも動いてなかったです(笑)。「かわいい！ドキドキ！好き！」みたいな。完全に理性よりも本能でした。

股間のセンサーだと、皮は好みけど中身はうんこを選んでしまうことが多いよね。

私は股間のセンサーで失敗してきたので、脳のセンサーで選んでよかったと思います。

ただ「股間はオフ！」と割り切れない人は多いと思うわ。

たしかに私はそもそも男にときめかないので、楽でしたね。男の見た目にも全く興味がないし。

私もジャニーズの皆さんに興味がないから、見分けがつかへん。

そうそう(笑)。ノンケの女友達に婚活相談されて「見た目がダサい人を選ぶといいよ」とか言うと「やっぱりイケメンがいい」「ドキドキしたい」とか言うんですよ。

うーん、そこは脳と股間のすりあわせが必要かも。

脳と股間のすりあわせ(笑)

『オクテ女子のための恋愛基礎講座』に「10枚のカードを使った整理法」を書いたけど、パートナーに求める条件を書き出して、優先順位をつけること。
「何は譲れて、何は譲れないか」を整理して、もし「顔は絶対譲れない」と結論が出たら「じゃあ何は捨てられるのか？」を考えることだと思う。

婚活はガチャなので、SSRの基準を明確にすることですよね。自分の中で譲れないものがハッキリしてないと、大勢に会う中で選べないと思います。

ただ現実問題、婚活で見た目も中身もいい男なんてまず残ってないし、女をときめかせられる男は女慣れした遊び人だからのう。

そうなんですよね～。

婚活成功した子は「脳のセンサーで選んだ」という子が多いよね。「最初は生理的にギリだったけど、だんだん可愛く見えてきた」とか。ピンとこなくても、絶対ナシじゃなければ何度か会ってみる方がいいと思う。

私も夫と職場が近くて、週2ぐらいで会ってたのが大きいです。何度も会ってるうちに情も湧いてくるし。

つまんない朝ドラでも毎日見てるうちにハマっていくから。

なんか見ないと気持ち悪い、みたいな(笑)

特にオクテ女子は男と会うだけで疲れるやん？でも10回会ったら慣れてきて、情が湧いてきて、顔面も気にならなくなるとか(笑)

話が全然合わないとかは無理ですけど、「ドキドキしない」とかだったら、試しに付き合ってみたら？と思います。

試しに付き合ってキスとかセックスとかしてみたら、股間も反応するかもしれないし。「正式交際」よりも「クーリングオフ可能な仮交際」の方が、ハードルも低いんじゃないかな。

それに、付き合った方が本音で話せるよね。「ちゃんと話し合いができるか」とかは、付き合ってみないとわからないと思う。

仮交際中はチャンスだと思って、どんどん本音を話す方がいいです。ヘタに惚れてしまうと言えなくなるし、本気で好きじゃないうちに自己開示した方がいい。
「こうしてほしい」「これはやめてほしい」とか希望を伝えて、相手がちゃんと聞いてくれるか、歩み寄ってくれるかを確認するのがおすすめです。

その通りだと思う。でも世の恋愛本は「男に気づかいせよ」「オブラートに包め」とか書いてるよね。

ピンク色の本にね。　

こっちは「いちいち包んでられっかよ」だし、相手も「そんな微妙な言い方じゃわからねえ」だと思うよ。
うちの夫は、控えめな清楚系が苦手なんだって。「ニコニコしてるけど何考えてるかわからない」って。私みたいにズケズケ言う毒舌ビッチの方が、わかりやすくてよかったらしい。

「わかりやすさ」って武器だと思いますよ。石の裏のキンタマ男子は特に「女子って何考えてるかわからない」と思ってるから、意思疎通できることが重要みたいです。

感情的になるんじゃなく、「こうしてほしい」「これはやめてほしい」とわかりやすく伝えることだよね。まともな男はちゃんと聞いてくれるから。そこで不機嫌になる男は「モラ山ハラ夫、サイコ田パス太郎では？」と疑う方がいいと思う。