結婚記念日にクソ店を当てちゃった!店選びを失敗しないために変えたこと

来月、結婚記念日があります。せっかくだから、どこかお店を予約して美味い酒でも飲むかと店を探しつつ、何年目になるかを数えてみたところ、10周年でした。スイートテンなダイヤモンドを贈っていただける年! が、巷では錫婚式、アルミニウム婚式とも呼ばれているそうで、アルミニウムって一円玉の素材だっけ、と一気に現実に引き戻された気持ちになりました。

さて、記念日です。我が家では互いのメモリアルは外食するように心がけています。どうしてかというと、家で祝うと、祝っている気にはなれるけれど、祝われている気にはなれないから。百歩譲って、一緒に過ごす相手が「今年は家で落ち着いて、過ごしたい」と言われたらご馳走を作るなりケータリングするなりで、パーティーを演出するし、実際に今年の息子の誕生日は、そうやって自宅で催しました。が、自分の誕生日と結婚記念日は「祝われる」という要素が欲しいので、自宅で過ごすなんてまっぴらごめん。美味いメシと酒をくれよ!

店選びを失敗してしまうと…

というわけで、去年はちょうど小倉旅行に行ったので北九州の名物を食べ、一昨年は世界一安いミシュラン店として有名な飲茶の店に。ちなみに今年の夫の誕生日は高円寺にある鉄板焼き屋で、わたしの誕生日は中野サンプラザの高層階にあるフレンチでした。

記念日に外食することのよさは、店選びさえ失敗しなければ、しっかり特別なお祝い気分が味わえて、楽しい時間を過ごせることですが、店選びを失敗してしまうと、「せっかくの」という冠が普段よりもデカい分だけ、しんどい空気が流れてしまうことになる。が、付き合い始めのカップルならまだしも、夫婦であれば「あっちゃ~! クソ店当てちまった~!」と笑ってやり過ごせる安心さがあるので、店選びはそこまで難しくはない。

むしろ我が家の場合に地雷なのは、クソ店ではなくシックな店。雰囲気にのまれた夫がしゃべれなくなることがわかっているので、高級すぎたりゴージャスだったり接待にも使えるような大人っぽい店はそもそも選択肢には入れません。どっちにしても子連れだし予算的外だし。