ミカコちゃん:「ねぇねぇイシジマ、AM読者様の中で一番、男性とのLINEにおけるカッコワラに困惑している女性って誰?」
担当編集I嬢:「カッコワラ代わりに?この絵文字を連発する人もいますよね」
今週のテーマは「カッコワラ」です。伝わりますよね、カッコワラ。「(笑)」のことです。最近ではカッコを取っ払った「笑」や「w」のほうが主流かもしれませんね。
「最近では」と書きましたが、カッコワラの表記はナント、第二次世界大戦前から使用されているんですって! 70年以上ってことになりますね、意外と歴史が古い……。
なんでも、議会や裁判所での速記録で、発言者の状況を描写する手法として使われ始めたようです、カッコワラ。その後も雑誌の座談会やインタビューの記事で、「一同笑う」などのシチュエーション説明に用いられるようになったのだとか。そして現代では、雑誌の記事でなくとも、SNS上の発言や個々のLINEでもカッコワラはすっかり・ちゃっかり市民権を得ています。
ミカコちゃん自身も、自分がどういうシチュエーションでカッコワラを使っているのか、ここ最近のSNS投稿を読み返してみたところ、「ジョギングコースに貼ってある貼り紙……アライグマに注意って……ここ、東京だぜ。しかも池袋だぜ(笑)」と、しれっとカッコワラを用いておりました。
いや、こういう使い方は「あるある」だと思うのですよ。ほかにも個別のLINEだと、ちょっと厳しめのことを書いた後に、「怒っているわけではないんですよ」というニュアンスを醸し出すためにカッコワラを使うこともあります。「課金しすぎだよ(笑)」とか。男女間だと、相手からの好意に確信が持てない際、様子見として「ほかに誘わなくても2人でいいじゃん(笑)」など、カッコワラに助けられることもしばしば。
じゃなくて今回取り上げたいのは、語尾の全てにカッコワラを付けてくる男性について、です。「今日は時間作ってくれてありがとう(笑)」「めっちゃ楽しかった(笑)」「ゆっくり休んでね、おやすみ(笑)」など。語尾の全てにカッコワラを付けられると「何がおかしいんじゃ!」とイライラさせられますよね。
意外と多いカッコワラ男性
今こそ全ての日本国民に問います。
語尾の全てにカッコワラを付けてくる男性はどういうつもりなのでしょうか?
そんなことも知らずに、やれ「カッコワラにはカッコワラで倍返しだ」とか「こっちからも語尾の全てにカッコワラを付けてやれ」などと言っている日本人のなんと多いことか。
しかしミカコちゃんは知っています。語尾の全てにカッコワラを付ける男心は……!?
「SNSの裏アカで呟きまくっているから予測変換されてしまう」のです。
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