AMは2月14日に9周年を迎えました! それを記念して、「恋愛ベストナイン」をお届けします。9人の有識者に明日から使える恋愛ハウツーを教えていただく企画です。
第2回目は「相手から一番モテるLINE」。ここぞというときにクリティカルヒットを与えられるLINEテクはあるのでしょうか。LINEの活用法を教えてもらいました。
キメねこさんの回答
まず、モテるLINEというのは存在しません。ウザくないLINEが存在するだけです。仮に、平安貴族のように耽美で雅趣のあるLINEの活用方法があったとしても、そうした恋の発露をLINEでやっているという時点で、ウザいです。下心やモテようとする姿勢は、すべて透けて見えていると考えて良いでしょう。文(ふみ)のやり取りのみでモテる時代は平安に終わりました。
では、ウザくないLINEとは何なのか考えてみますと、これは「相手の邪魔をしない」「返信しやすい文章」などが特徴として挙げられます。
……が、恋にはある程度の図々しさも必要で、そうしたバランス感覚やドキドキを楽しむのも、恋の面白みのひとつかもしれません。
Text/キメねこ
妹尾ユウカさんの回答
とりあえず男と会った後は「◯◯さんのおかげで本当に楽しかった!」をゴリ押しします。少なくとも「楽しかった」と言われて悪い気がすることはないですし、なんだかんだ男は喜び上手な女が好きですからね。
早い話、リアクション芸に長けているかどうかが女のモテを左右すると思います。それはセックスにおいてもそうです。「俺にはこの子を喜ばせる能力がある」と思うと男は嬉しく感じ、また喜ばせてあげたいと思うらしいです。チョロいですよね。
ちなみにおいしいご飯をごちそうになったときは「めっちゃおいしかったです! 幸せすぎた!」と送っています。何回も行ったことのある寿司屋だとしてもそう送っています。とにかくLINEにせよ対面にせよ、モテたいのであれば徹底して喜び上手でいることですね。まあ、私バツイチ子持ち彼氏ナシですけどね。アーメン。
Text/妹尾ユウカ
祖父江里奈さんの回答
恋愛テクらしい恋愛テクを持ち合わせておらず、直球勝負で勝つか負けるかのバクチでここまでやってきました。なので、気になる相手にはストレートに一言「会いたいな」です。変に策を弄さず勝負に出るのが良いと思います。
「彼の浮気を見つけるには、彼のスマホのLINEで『会いたい』と検索するべし」と誰かが言っていました。人はLINEで愛を伝えるとき「好きだよ」「愛してる」とはめったに言いません。「会いたい」と言うのです。一度自分のLINEで「会いたい」と検索してみてください。「会いたいなー」「ふたりで会いたい!」「マジで会いたいw」……。そこに並ぶのは求められた愛の記録。モテた記録です。
さらにその検索画面では名前の下に件数が表示されます。つまり「会いたい」というやりとりの数がランキング化されるんです。おそらく、お付き合いしている相手が一位でしょう。その人と別れても履歴は残ります。そして新たに気になる人ができたら、また「会いたい」をいくつも交わし、その数が前の恋人との数を追い抜いたり、追い抜く前に別れてしまったり。次々と入れ替わる「会いたい」のランキングが、あなたのモテの歴史とも言えるかもしれません。
Text/祖父江里奈
葭本未織さんの回答
ここ10年、あらゆる恋愛をLINEでクラッシュしてきたわたしが言うんだから間違いありません。そもそもいま恋愛にLINEって必要ですか? インスタのDMじゃダメなんですか?
無料通話、気軽に送れるメッセージ……たしかに便利ですが、それは遠くに住んでるおじいちゃんやおばあちゃんにとっときましょうよ。LINEっていうのは、既読がつけば「あ、よかった~元気なんだ~」と思える間柄の人達用のツールなんですよ。生死をかける恋愛には向きません。
ただ難しいのは、わたしのようにLINE=恋愛だと思ってる人ですよね。常に「好きだよ」もしくはそれに近いスタンプで愛をささやかれることが一番濡れるような種類の人間にとって、LINEを送る/送らないは死活問題。
もうね、平安貴族なんです、わたしたちは。言葉で愛情を確かめる文化を持つんです。ただ、LINEをくれない相手はその文化を持ってないだけなんです。愛情の多い少ないんじゃないんですよ。お互いを責めるのはやめましょう。
もし相手からLINEが欲しかったら、実際会った時に「スタンプでいいからちょうだい」と伝えるのがおすすめです。たぶん2日ぐらいはくれると思います。もっと欲しかったらもっと言えばいいんです。恋愛なんて常に異文化コミュニケーションです。恥ずかしがらずにレッツネゴシエイト!
でも今どきはLINEを送るより相手のSNSアカウントに常にいいねをつけたほうがモテると思いますよ。みんなLINEよりバズるのが好きなんです!
Text/葭本未織
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