ミカコちゃん:「ねぇねぇイシジマ、AM読者様の中で一番、SNSにぴえん投稿している女性って誰?」
担当編集I嬢:「いつもは我慢してるのに、酔うと手が滑って……」
今年の新語流行語大賞になぜノミネートされなかったのか、不思議でたまらない「ぴえん」。正しい意味を知らずとも、言葉自体は誰もが知っているはず。正しい意味を知らない皆様のためにイチオウ解説しますね。「ぴえん」とは、「ぴえーん」のこと。要するに泣き声ですね。「電車乗り過ごした、ぴえん」のように悲しみを表す「ぴえん」もあれば、「お土産ありがとう、ぴえん」のように嬉しさを表す「ぴえん」もあります。
今週の記事で着目すべきは、悲しいニュアンスで使われる「ぴえん」。SNS上をネットサーフィンしていると、女性のぴえん投稿に対して「どしたん?話聞こうか」と反応している男性を多々見かけます。SNS上でこれだけ多いってことは、DMやLINEではもっと「ぴえん」「どしたん?話聞こうか」というやりとりが無数に繰り広げられているはず。
「どしたん?話聞こうか」とメッセージする男心
今こそ全ての日本国民に問います。
なぜ男性は、女性の「ぴえん」に対し「どしたん?話聞こうか」と反応してくるのでしょうか?
そんなことも知らずに、やれ「ヤリモクに決まっている!」とか「弱っている女性は落としやすいからなぁ」などと言っている日本人のなんと多いことか。
しかしミカコちゃんは知っています。女性の「ぴえん」に対し男性が「どしたん?話聞こうか」と反応する理由は……!?
「メンヘラ女にも優しい俺、に陶酔したいから」です。
これは決して、ぴえん投稿する女性がメンヘラという意味ではありません。冒頭でも述べたとおり、「ぴえん」は新語流行語大賞にノミネートされてもおかしくないほどポピュラーな言葉ですからね。誰もがカジュアルに使っているでしょう。
とはいえ、悲しみを表す言葉であるのは揺るぎない事実! ゆえに、ぴえん反応する男性たちは「悲しんでいるということは病んでいる」「病んでいるということはメンヘラ」と認定しているのでしょう。嘆かわしいなぁ、ぴえん。
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