突然なんですけど、みなさんは合コンでこんな経験ありませんか?
「みんなスペックが高すぎいいイイイィ!!!」
ただのブスで何も自慢できる取り柄もない私なんかは、いつも苦戦を強いられてしまいます。また、合コン参加者にスペックの差が大きくありすぎると、みんな同じ人を狙いだしたり、変に気を使ったりと、とても疲れてしまいます。
そんな現代の合コンのあり方に、ものを申したい!!!
新たな合コンのスタイルを提案すべく、今回はこんな企画に挑戦してみました。
題して……
「全員が必ず嘘スペックを言わないといけない」ってルールにすれば、もっと自由に会話ができそうじゃないか、というところから着想しました。
普通の合コンで、スペックに目がくらんで疲れちゃうくらいなら、嘘か真実かわからないけど「なんかこの人いいな」と思う人と出会ったほうがよくないですか?
これでもう、恋人をスペックで選ぶ時代はもう終わりにしようではないか!
嘘だらけの合コン、ルール説明
・嘘スペックの設定を守れば、何を話してもいい
・「塩ホルモンが好き」とか本当のことを言ってもいい
・「1メートル5秒で走れる」とか嘘のことを言ってもいい
・相手に興味を持って、楽しくおしゃべりする
・下ネタOK
・本当のことが知りたかったらLINE交換してデートしてください
以上のルールを参加者に事前に伝え、3:3の合コンをしました! なお、このご時世なので、万全を期してオンライン合コンです。
嘘スペックの準備
合コンに挑むにあたって、事前に「嘘スペック」を決めておかないといけません。
まず、本当の私のスペックを紹介します。
・名前:渋木プロテインおやじ
・年齢:27歳
・特徴:ブスを受け入れてるタイプのブスで、非モテでリア貧
・職業:芸人しながらインターネット系の会社勤務
・趣味:アイドル(主にK-POP)
・好きなタイプ:指毛が薄くてちんちんがきれいな人
・その他:部屋が汚く、鼻くそほじったら壁につけたままにしちゃう系女子
こんな感じです。
これに対して、嘘スペックは「なりたい自分」に近いものを選ぼうと考え、ずっとK-POPアイドルになりたかったってこともあり、「JYP練習生のミサ」と名乗ることに決めました。
果たして、他の参加者はどんな嘘スペックでくるのでしょうか。
いざ、嘘だらけの合コンスタート
今回の参加者は、男性陣がジョニー、ふじせ、いちろーの3名。女性陣がミサ(私)、さき、haruの3名です。この段階では、誰がどんな嘘スペックを話すのか全く予想がつきません。
まずは自己紹介をすることに。
- ジョニー
-
「ジョニーです。仕事は、サラリーマンやりながら……みなさんご存知かわからないんですけどジャニーズ事務所ってところに入ってます」
真顔で初っ端からわかりやすい嘘をついてきました。それに対して女性陣もあたかも本当のことかのように相槌を打ちます。
- ミサ
-
「ジャニーズってことは、何かグループとか入ってたりするんですか?」
- ジョニー
-
「僕は、サラリーマングループの『リーマンショックズ』っていうグループ名で活動させていただいています」
- 女性陣
-
「(笑)」
- ジョニー
-
「一個だけ自慢すると、僕、『ジョニー』って名前なんですけど、ジャニーズ事務所の『ジャニー』の由来は、僕なんですよ」
真顔でまるで本当の話のように語るので、さすがに笑わずにはいられませんでした。
続いては、ふじせさんの自己紹介。
- ふじせ
-
「ふじせです。僕はオリックスの実業団に入ってまして、オリンピックの指定強化選手だったんですけど、コロナの影響で中止になっちゃいました」
- 女性陣
-
「すご〜〜い!」
- ジョニー
-
「ちなみに何のスポーツやってるの?」
- ふじせ
-
「スーパーボールすくいっていう競技ですね」
ここまでわかりやすい嘘だと、逆に清々しいです。
- ミサ
-
「じゃあ、いつも筋トレとか結構してるんですか?」
- ふじせ
-
「しますね。上腕二頭筋を重点的に鍛えます」
- ジョニー
-
「そこの筋肉、スーパーボールに必要なの?(笑)」
この後もふじせさんがどんどん嘘をぶっ込んでくるのですが、ツッコミたい気持ちをグッと堪えて、本当のことかのように相槌を打ちます。
- さき
-
「ちなみに、選手でライバルとかいらっしゃるんですか?」
- ふじせ
-
「ケント選手とジェロニモ選手ですね」
一同 :「(笑)」
- ふじせ
-
「特にベネズエラのジェロニモはかなり強くて、ポイが多少破れてても腕力だけでスーパーボール持ってけるんですよね」
どんな質問に対してもぽんぽん嘘が出てきて、もはや天才かと思いました。