性的な雰囲気のない男女学生グループに混ざりこむオカマ

少年アヤちゃん 画像 東京散歩 高田馬場
少年アヤちゃん 画像 東京散歩 高田馬場

 カレーを食べたあとは、いよいよ早稲田大学に潜入です。
まずは、あの朝井リョウさんも輩出した文学部のある戸田キャンパスへ。
「どんなフルーツ畑が広がっているのかしら?」と完全にお上りさん状態で門を潜ると、ビューッとすさまじい向かい風が吹いて来て、部外者を排除しようとする絶対意志を感じました。そして寒い。
おまけにちょうど試験期間中だったため全く人がおらず、閑散としたキャンパスはさながら廃墟のようでした。
こんなところから直木賞が出て来たのかと思うと掃き溜めに直木賞です。…というか本当に寒いぞ!

少年アヤちゃん 画像 東京散歩 高田馬場

 あまりの寒さに編集さんと3人、乳首をガン立ちさせながら戸山キャンパスを出ると、お次は大隈講堂のある早稲田キャンパスへ。
こちらは陽も当たっていて暖かいです。

 まず、入口入ってすぐのところにこじゃれたカフェがあり、そこで早稲田大学オフィシャルグッズが大量に売られているのをチェック。
それらを見ながら、まるで税金でも使われたかのようなノリで「やだー何様なの?」と言ってガス抜きできたのが爽快だった。
ここは唯一庶民でも楽しめる場所かも。

少年アヤちゃん 画像 東京散歩 高田馬場

 調子に乗ってどんどん敷地を突き進んで行くと、やがて食堂のような場所に到着。
中に入ると、またしてもサークルっぽい男女が集まってなにかパーティーのようなものを開いている最中でした。
例によって性的な匂いのしない、怖いくらいサッパリした集団…。

 そんな和やかなパーティーに突然の闖入者登場(しかもオカマ)でやや場が緊張した感がありましたが、こうなったら一言でもコミュニケーションを交わしてやる! という気になり、しばらく何か共通の話題がないか練っていたのですが、タイミング的にどうしても女性向けTENGA、「iroha」の話題くらいしか思いつかず、完全に不審者マークされたまま、すごすごとその場から立ち去ることに…。
ひたすら「光あれば闇あり」みたいなことを考えさせられた早稲田生との対面でした。

プロフィール

大泉りかさん 少年アヤさん 犬山紙子 脱ブス

少年アヤちゃん

平成元年、消費税と共に生まれたブスでニートのオカマ。サゲマンJAPAN代表。 ヤフオクで生計を立てる傍ら、ブスと環境をテーマにしたトークイベントなどを主催。モテない女に関するツイートやブログの文章が、現在多くの女性から支持を集めている。
ブログ:少年アヤの尼のような子
ツイッター:@omansiru